内容説明
佐藤 優氏による独裁者研究! プーチン、習近平、トランプ、アサド……“悪い奴ら”11人の「人心を操る手腕」とは? 民主主義を標榜する国よりも、覇権主義的な国が過半数を超える現代。国民が強いリーダーを渇望するとき、国中を不安の空気が覆うとき、独裁者は登場する。本書は現代を代表する11人の「独裁者」について、「権力闘争」「情報操作」「謀略」「裏交渉」「監視」を論じたものである。彼らの処世術を知ることは、人間の本質を知ることでもある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mark X Japan
7
中東情勢や共産主義関連の知識量で、ついていけない部分もありました。悪人や独裁者からも学ぶことが多くあるます。歴史を学ぶことの大切さを強く感じました。☆:4.02023/11/23
Hiroki Nishizumi
3
面白かった。相変わらず佐藤優は文章が上手い。そして世の中いろいろな面があり、単純に割り切れないことがよく分かった。2023/12/07
mike
2
新書でも読んでいたが、文庫本になって改めて読了。それぞれ世間では独裁者と呼ばれている人物に焦点を当てている。特に印象に残ったのは、最後の金日成。彼は良かれと思って国民に行ったことが、実際はマイナスに働いていた。裸の王様にならないように気をつけていかなければならないと思う。2024/03/15
こうきち
1
昼飯読書で読了2024/03/07