トラタのりんご

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トラタのりんご

  • 著者名:nakaban
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 岩波書店(2023/10発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784001127034

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内容説明

大好きなりんごの木を育てているトラタ.鳥を追いかけて,りんごが実り輝くふしぎな庭に迷いこみます.「わっ,すっぱい」かじったりんごは,今ではめずらしい古い種類と知ります.次の日トラタはまた庭へでかけますが…….おいしいってなんだろう.食べものの過去・今・未来をもっと知りたくなる,あざやかで美しい絵本.※この電子書籍は「固定レイアウト型」で作成されており,タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています.また,文字だけを拡大すること,文字列のハイライト,検索,辞書の参照,引用などの機能は使用できません.

目次

トラタのりんご
『トラタのりんご』に寄せて・作者紹介

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

25
思いのこもった作品だと思います。 日ごろ口にするりんごにもいろんな品種があるのですが、どれも人間が品種改良して、口に合うように作ってきたものだと知りました。 トラタが目にした幻のりんご園にあったのは、野生のりんごだったのでしょう。 人はいろんな可能性を持っていて、努力によって美味しいりんごのように姿を変えていくのだと、語りたいのでしょうか。 ちょっと読み取ることは難しいように思えるのですが。2024/03/15

anne@灯れ松明の火

24
新着棚で。りんごが大好きで、おじさんから贈られた苗を育てるトラタ。そこに現れた、赤い実をくわえた青い鳥に導かれ、着いたのは、りんごの木がいっぱいの庭! 改良型を重ねるりんご。普段食べている食べ物について。考えてみてほしいというメッセージが伝わる。nakabanさんのカラフルで、力強い絵に引き込まれる。2023/04/23

mntmt

10
まぶしい色彩。2023/05/23

にたいも

9
野獣派のような面を意識した独特の色遣いの絵を楽しむ。りんごをかじっちゃったので、楽園から追放される…とつい頭の中の常識が変換するのだけど、そういうわけじゃなかった…。まっくろなりんごはどんな味だったのだろう。テーマを直に受け取るというよりは、なんだか心にひっかかって、後々効いてくる、そんなお話なのかもしれない。 #NetGalleyJP2024/02/14

遠い日

7
いつもと少し違う印象のnakabanさんのイラスト。とっても美しい。鳥に導かれて行ったトラタが見たのは、不思議なりんご。りんごの原種、亜種のような珍しいりんごばかりの庭。りんごの木を育てているトラタに、ふと忍び込んだ不思議なりんごたちへの興味。どんな味がするのでしょうか。2023/08/21

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