朝日新書<br> 食料危機の未来年表 そして日本人が飢える日

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朝日新書
食料危機の未来年表 そして日本人が飢える日

  • 著者名:高橋五郎【著者】
  • 価格 ¥950(本体¥864)
  • 朝日新聞出版(2023/10発売)
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  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022952127

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内容説明

日本の食料自給率は38%──実際は18%でしかなかった! 有事における穀物支配国の動向やサプライチェーンの分断、先進国の食料争奪戦など、日本の食料安全保障は深刻な危機に直面している。本書は182か国の食料自給率を同一基準で算出し世界初公開する。先進国の「隠れ飢餓」という実態を暴く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

31
有事における穀物支配国の動向やサプライチェーンの分断、先進国の食料争奪戦など、深刻な危機に直面している日本の食料安全保障。先進国の「隠れ飢餓」という実態を書いた一冊。世界各国のカロリー摂取事情を提示し、人類が必要とするカロリーと穀物の量を比較しつつ、世界の耕地70%を大規模農業経営者が所有していて、穀物輸出大国の動向に左右されること、世界の飢餓対策としてどんな取り組みがあるのか、その中で多くを輸入に頼る日本がどうすべきか。少なくとも農家に借りないと農業を始められない農地法はどうにかする必要がありそうです。2023/11/06

紫の煙

9
食糧の不公平分配の解決と、将来日本の飢餓への備えを主張する。先進国では、肥満と糖尿病が問題化し、多大な食品ロスが発生する一方、飢餓に苦しむ地域が広く存在する。地球人口が増加し、食糧争奪戦になった時、円安日本はどうなるのか。2024/03/20

sakadonohito

7
へぇ〜と思いながら流し読み。食料を均等に世界に分けるとしても足りないのに生産地と消費地に偏りがある。更に経済成長で都市移住増加や政情不安で放棄される耕作地も結構ある。足りないという事実に対して増やす取り組みが不足していると認識した。フードメジャーという農業から加工・販売までを扱ってる超大企業は殆どアメリカに本社があるが、1社だけオランダがいて「またオランダか!」となった。日本は経済成長の中で農業政策をどうすべきかを真剣に見直さなかったツケが今来ている。2025/07/26

Asakura Arata

5
地産地消が良いと思うが、農地法があるためなかなか難しいのかも。自分で作ったり、付き合いのある人が作ったものを食べられると楽しいだろうなあ。2023/12/16

ダージリン

2
最近ラジオでフードロスなど食料問題の話を聞き、このテーマに関心を持った。日本の自給率の低さは大昔から問題とされていたが、事態はなかなかに深刻で、日本のみならず世界的にも食料問題は深刻化することが予見される。取り返しがつかなくなる前に手を打たなければ。2025/01/12

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