内容説明
近藤勇、土方歳三とともに壬生浪士に参加した井上源三郎、三十五歳。おせっかい焼きの源三郎は、土方が本気になった恋の相手を探るなど、大小問わず事件をかぎつけては、首を突っ込むが、解決するごとに、ややこしい真相をあらわにしてしまう。源三郎がそれぞれに下した決断とは…。激動の時代を生きた男たちの息遣いを熱く感じる傑作捕物帖。
著者等紹介
秋山香乃[アキヤマカノ]
1968年福岡県生まれ。活水女子短大卒業。柳生新陰流居合道四段。デビュー作の『歳三 往きてまた』(文春文庫)が新撰組ファンのみならず、時代小説ファンの支持を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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