内容説明
三十過ぎのフリージャーナリスト・柴田邦久は、伝説の日本人傭兵を追ってメキシコに足を踏み入れた。そこで兵士に「生きるための戦い」を教え込む『シンゲン』と出会う。彼はなぜ平和な日本を出て、危険を顧みずに戦うのか。それを知りたいと思った柴田は、他の兵士と同じように厳しい戦闘の指導を受けて『シンゲン』と二人でアフリカの紛争地帯に飛び込んだ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
猫のかずは16歳
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面白かった!ただジャーナリスト!スキルつけすぎでしよ?シンゲンはいいよね。でも、シンゲンが日本の国に必要にはなって欲しくはないかな。872024/03/21
とよぽ
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銃は撃つためにあるということを日本人はわかっていない。 ここ80年近く続いてきた平和に感謝する反面、自衛という考えが世界のほかの国々とずれてしまっているようで心配です。2024/02/07
m
1
この著者の本は初めて。タイトル、カバー写真、あらすじ。手に取って迷わず購入。しかし。うーん。ifのドンパチモノは結構読んだ。サイレントコア、自衛隊が原子力空母や原潜を運用。半島北部にまでイーグルを飛ばす・・・。著者には失礼だが自然にそれらと比較してしまう。結果随所に物足りない部分が見られる。そして、活動地域は中東から南米そしてアフリカと広範囲にまたがるが、そこまで範囲を広げなくてもとも思う。限られたページ数の中であれもこれも入れて、結果全てが中途半端になってしまったと思う。全てがボヤけてしまった。残念!2024/01/13
QP
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紛争地にいる日本人と行動を共にしたジャーナリストを通じて戦争と平和を考え、今さらながら日本人と世界の人達との常識の差を感じた。 また、作者あとがきに戦争の原因は民族と宗教にあるが朝鮮戦争やウクライナ戦争のように独裁者の狂気でも起こる。 平和憲法で戦争しないことは良いが防衛するために戦う、PKO等の国際貢献で自衛隊をどのようにするか課題が多いと感じさせた。2024/02/02
とも
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「シンゲン」は、これからどうするのでしょうね・・・2023/11/29