内容説明
婚約者である第一王子セオドアから、婚約解消を告げられた公爵令嬢のシャルロッテ。
自分の感情が天候に影響を与えてしまうという特殊能力を持っていたため、常に感情を抑えて生きてきたのだが、それがセオドアには気に入らなかったようだ。
シャルロッテは泣くことも怒ることも我慢をし続けてきたが、もう我慢できそうにないと、不毛の大地へ嫁ぎたいと願う。
そんなシャルロッテが新たに婚約をしたのは、魔物が跋扈する不毛の大地にあるシュルトン王国の国王だった……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
長峰
4
感情を表してしまうと天候を変えてしまうシャルロッテは王太子に婚約破棄されてしまう。感情を抑えずにいられる不毛の大地に嫁いだが、その地の王であるアズールに溺愛されることになる。王太子がバカすぎてむしろ婚約破棄できて良かったねと言いたくなる。こういうのテンプレなんだろうけど、国を継ぐ王太子としてバカすぎない?この作品の王太子は勝手に逆ギレして、やらかして王に見放されてるし。むしろアズールに溺愛された方が幸せになっているので良し。2025/04/01
kinta
2
可愛い。ひたすら可愛い。二人とも。でも最後まで気になってたんですが、雨が降るのはいいけれど、晴れるのと相反しませんかねえ…緑の大地は雨と晴れの割合を考えないといけないんじゃないか、と茹だる様な頭で考えてしまったわけでww2024/07/26