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内容説明
◆本書の内容
困りごとも特性はほんとうにさまざまなので、ほかの子に役立つメソッドがわが子に合うとは限りません。
それならば、その子にぴったり合うメソッドを独自に開発すればいいのではないか――
本書では、子どもの内面世界を想像するたくさんの手がかりとともに、親子でいっしょにメソッドを開発することを提案します。
40歳で発達障害の診断を受けた大学の先生である著者が、
どのようにして勉強メソッドを確立し、進路を選択したのかも「叩き台」として書かれています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koji Harasawa
6
「ふつう」から外れてしまう人たち。もしかしたら自分もそうなのかも知れない。「ふつう」が良く分からないから。発達障害の当事者として生きてきた研究者の文章はとてもわかりやすく、思いやりがある。とても勉強になり、はげまされた。沢山付箋が着いたので、振り返りながら実践したいと思う。2024/09/17
die_Stimme
6
すごくいい本。いわゆる健常者を「定型発達」と見なして多様な発達形態の一つとする考え方は、本書でも触れられているニューロダイバーシティの議論や、話題になった新書『普通という異常』などのみならず、『トランスジェンダー問題』のように、ある傾向を持った人を病と見なすことに問いを投げかける多くの議論と響き合うと思う。本書はとくにいわゆる発達障害の子供を持つ親に読まれることを期待していると言うが、何かしらの息苦しさを持つ多くの人に読んでほしい。救われるものがあるかもしれない。「前向きに諦める」はいい言葉だなあ。2023/11/20
morgen
4
発達障害当事者であり自助グループを主催する著者が、自身の経験から親にはこうしてほしい(ほしかった)、を語った本。発達障害児を多数派の定型発達の人たちの中にいる少数派と捉えるのではなく、火星人の集団の中にいる少数の地球人と捉えてみることで、その辛さが理解しやすくなるなど、示唆に富んだ一冊。努力することは必要だが、「前向きな諦め」や「計画的偶発」といった考え方も大事。親としてどう子どもと伴走すべきか考えさせられた。2024/03/28
みーちん
4
片付けが苦手で先延ばし癖もある自分は発達障害なのでは?この本を手に取ったのはそれを免罪符にしたかったからなのかもかもしれません。でもこの本の著者は前向きです。一口に発達障害といっても人それぞれ。自分の生きづらさの特性に向き合い、自分に合った回避方法を見つけることが大事で当事者研究と呼ぶそうです。著者にとって有効だったやり方や考え方も紹介されており一般人にも参考になります。p73 少数派は偶然に少数派として生まれたからおかしく見え、多数派は偶然に多数派として生まれたから正しく見えるという言葉が印象的でした。2024/01/13
まる
3
自分の子供もそうかも?と思うところがあったので読みました。いいなと思ったのはリフレーミングで、「飽きやすい→新しいことに挑戦できる」などの言い換えのことです。 子供の困った行動も好意的に見ることができそうです。 一番心に残ったのは、この世界は大多数の人向けに設計されていて、そこに当てはまろうとして奮闘している子がいるということ、それはその子の自己責任ではなくその世界の責任だということ。社会ではどうしても大多数に合わせることが多くなるかと思いますが、そういった点があることは心にとどめておこうと思いました。2023/11/23
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