ふゆごもりのネム

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ふゆごもりのネム

  • ISBN:9784418238439

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内容説明

森のシェアハウスが舞台の心あたたまる、冬の一夜のファンタジー。・「自立」と「共生」がテーマの成長物語。・Eテレ「いすのまちのコッシ―」脚本家・津田真一×『ようかいしりとり』のおくはらゆめが描く、森の生き物たちの不思議な世界。フユゴ―の森の共同住宅「イッポハウス」で、はじめて一人暮らしをすることになったネム。ハウスでは冬ごもりの準備にみんな大忙しです。家の持ち主クスノさんをはじめ、3人の先輩たちはみんな個性的。期待と不安でいっぱいのなか、眠れなくなった夜にネムが出会ったものとはー?森に暮らす架空の生き物たちが織りなす不思議な世界を、おくはらゆめがのびのびと温かなタッチで描きました。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

anne@灯れ松明の火

16
新着棚で。絵の おくはらゆめさんに惹かれて。人間と違って、動物は早く独り立ちする。まだ、小さなネムも、イッポハウスで一人暮らしを始めることになった。「大丈夫」と言いながら、夜になると寂しくなってきたネム。そこに現れたのは……。大家さん、先輩たちの優しさがうれしい。お話の津田さんは、Eテレ「いないいないばあっ!」などのこども番組を中心に、映像制作に携わっている方だそうだ。2023/12/03

遠い日

5
おくはらゆめさんの絵を求めて。絵のイメージとは少々異なって、独り立ちを目指す住人たちの個性的かつ自立への決意など、きりりとした印象も受けます。ネムも早く独り立ちしたい男の子。イッポハウスの面々と顔合わせ後の寝る時間に心細くなってしまったネム。そこからの展開はファンタジックな意外なもの。がんばりすぎず、みんなと手を携えていこうという大家さんのことばが温かい。2024/04/20

たこい☆きよし

1
大家さんと部屋四つの下宿屋? 登場人物紹介と最初の数ページで予想していたのと比べだいぶ斜め上の展開でびっくり(笑)。ラストページにちょっと主人公の名前と関係のある仕込があるのも楽しい。2024/02/03

しい

0
絵が好きです2024/01/10

チタカアオイ

0
【図書館】2023/12/26

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