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内容説明
「ペットボトルの蓋を開けただけ」そんな些細なことに感謝してくれた幼き日の少女の笑顔を思い出し、18歳の少年・志藤勇は片足を突っ込んでいたヤクザの世界から脱却を図る。しかし、追いかけてきたヤクザ達が突如として醜悪な化け物と化して‥‥瀕死の勇に“ある選択”が迫る。<化け物になり戦うか、死ぬか――>
“生”を渇望する者よ、“死”に肉薄しろ。殴って、殴って、殴って、殴りまくる、アウトロー×血塗れバトルアクション!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
歩月るな
6
2巻の表紙の彼は味方だったのか……全3巻という事ですが、アウトローバイオレンスからの和風怪物退治になっていくので、パニックもの一歩手前の、人知れず悪鬼を調伏していく世界観。どこか懐かしい怪談的な雰囲気をストレートに描写していくことで、あの頃の唯一の友人だった幼馴染との絆を、再び結び力を得るまで。悪神との一体化でほぼ不死身となる事で、危なげない戦闘になりそうな所を、融通の利かない能力とすることでバランスを取っているというか、乗っ取られたらダメっていう所をしっかり立て直す精神力とかね、少年漫画らしさはあり。2024/08/26