内容説明
脳科学×心理学×教育学でわかった
認知力、自律力、思考力
を奪う言葉、伸ばす言葉25
子どもの脳を伸ばす
科学的に正しい言葉がけ
「もっとしっかりしなさい」「あなたのためを思って言ってるんだから」「大丈夫だよ」「頑張って偉いね」――いずれも、親が我が子につい言ってしまいがちな言葉である。しかし、このような、親が良かれと思って発した「一言」が子どもの脳に深刻な悪影響を与えてしまう。子どもの認知力、自律力、思考力を伸ばすために親がすべき、正しい言葉がけとは?
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ
73
本書は、子供の脳の成長段階と親の接し方につき言葉に着眼点を当てた本。語彙数がまだ少なく、分かっているよとら発する言葉のとおり学校等という子供の別世界で充分解らされている子供に対し、親はその理由を知ろうとしし、子供は自分の分身ではない事を認識し、信頼してやらねばならぬ。トラブルや不安は脳を成長させる糧と捉え、親も我慢すべき。そして、親も子も普段からお陰様でと物事を捉え口にし、ポジティブに生活すべし、という本。親としていろいろ勉強になったのである。2023/10/22
たまきら
38
…でも、子どもからの一言で親も心が折られるじゃないですか。いま、そういう時の応援歌がほしい気持ち。13歳の言葉、まじきつい…。2024/10/05
Nat
37
職場の人がこれいいよと貸してくれました。読みやすくすぐに読了。言ってはいけない言葉結構言っちゃってたなと反省。今後に役立てたい。2024/06/19
あんみつ
12
ザーッと読んだら、ハッとさせられた。 正しく伝えられていた言葉は安心しつつ、無意識やよかれと思っていた間違った言葉があったので、もっと考えて言わないとと思いました。 声かけって本当に大事、頑張ります!2024/05/03
まゆまゆ
12
子どもの脳の成長を意識した親の声がけを解説していく内容。幼少期は脳を育てるために規則正しい生活習慣と睡眠時間の確保が欠かせない。その後たくさんの知識や情報を脳に吸収できるようになり、必要なものを自らが考えて行動することで余計なものを削ぎ落としていく。否定的な言葉を浴びせることなく行為を認めて考えさせるために、親が一枚上手である会話術を使いこなすべし……2023/12/04