一人負けニッポンの勝機 世界インフレと日本の未来

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一人負けニッポンの勝機 世界インフレと日本の未来

  • 著者名:宮本弘曉【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • ウェッジ(2023/10発売)
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  • ISBN:9784863102736

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内容説明

■「働いても働いても貧乏から抜け出せない!?」…経済大国ニッポンが賃上げもままならない「一億総貧国」に転落した根本原因とは?
2023年、年明け早々、食料品の3度目の値上げの報道がなされ、物価高騰が生活者レベルで重くのしかかる事態となった。
さらに、日本人の賃金は「ほぼ横ばい」。物価上昇に賃上げが追い付かないという、世界を見渡しても異常な事態となっており、スタグフレーションが警戒されている。
さらに従来から日本だけがデフレという「慢性病」を抱えるなか、世界レベルでのインフレに対応できず、円安も相まって、世界の中で「一人負け」の状況を呈している。
本書は、世界経済の大きなダイナミズムを展望しつつ、日本が特異な状況に陥る現状を理解し、問題の核心に迫るものである。
 

[目次]
第1章 50年ぶりの世界インフレに直面する日本
第2章 デフレに襲い掛かった世界インフレ
第3章 先進国で日本だけ「賃金抑制」が続く理由
第4章 衰退途上国からどう脱却するか


【著者略歴】
宮本 弘曉 (みやもと・ひろあき)
1977年生まれ。東京都立大学経済経営学部教授。慶應義塾大学経済学部卒業、米国ウィスコンシン大学マディソン校にて経済学博士号取得(Ph.D. in Economics)。国際大学学長特別補佐・教授、東京大学公共政策大学院特任准教授、国際通貨基金(IMF)エコノミストを経て現職。専門は労働経済学、マクロ経済学、日本経済論。日本経済、特に労働市場に関する意見はWall Street Journal、Bloomberg、日本経済新聞、NHK+P6等の国内外のメディアでも紹介されている。著書に『101のデータで読む日本の未来』(PHP新書)など。


この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『一人負けニッポンの勝機 世界インフレと日本の未来』(2023年9月25日 第1刷)に基づいて制作されました。
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

1
国の状態というのはそう簡単に変化するものでもない。そのため、日々の生活をしているうえではなかなか違いを実感しにくい。また、そもそも多くの人は自国の中だけで生活をするので、自分たちだけが悪化していたとしてもそれを認識しにくい。しかし、認識しないことと実際に問題が起きないことは別であり、それに気づいたときには差を取り戻すのが厳しい状況に陥ってしまうことも多い。2024/05/25

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