内容説明
成滝は東京にいる!? 東京に戻り、成滝との接触を図った葛原は絶体絶命の危機に! 凄絶な追走劇が続くなか、潜伏中の要人を狙う最も危険な男が動き出す。葛原の周囲にもついに犠牲者が!? 警察、工作員、在団特務、ヤクザも巻き込んで命がけの追跡行はさらに過熱する! プロの矜持、大義と愛国心、そして――。圧巻のノンストップ・エンターテインメント!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タナー
21
久々の再読ということもあり、所々忘れていたり記憶が曖昧だったりする部分もあったが、やはり大沢在昌という作家は流石だ。この作品自体は20年以上前に描かれているはずなのだが、まず古さを感じさせない。切れ味鋭い語り口とテンポの良いストーリー展開で読む者を魅了する。葛原のチームのその後の物語も、読んでみたい気もする。その生まれ変わったチームの中に、果たして咲村はいるのだろうか....などと色々想像してしまう。お気に入りの"新宿鮫"や"魔女"シリーズとはひと味違う、スピード感溢れる傑作エンターテイメント。2024/11/09
いっつぴょん
4
途中敵、味方が混乱し訳わからなくなりそうになりながらも読了。解説を読んで描かれた時期を知りびっくり。古さを感じさせない作品でした。ラスト近くのヒリヒリ感がたまりませんでした。2024/11/05
都人
3
この手の本を読むには年を取り過ぎた。2025/05/17
tai65
3
星5つ2023/12/26
にやり2世
1
あたし的にはハッピーエンド。2024/06/11