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出版社内容情報
狩撫麻礼追悼特別刊行2018年1月に急逝した狩撫麻礼、境界線を進む魂の漫画原作者の叫びを聴け! 狩撫×泉、重量級タッグが放つ幻の「オトナの漫画」集、初単行本化作品を大量に収録し、超ボリュームで緊急追悼刊行!
泉 晴紀[イズミ ハルキ]
著・文・その他
狩撫 麻礼[カリブ マレイ]
原著
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kokada_jnet
50
500ページを超える大著、かつ、これは名著。狩撫麻礼原作、泉晴紀作画。2000年から2002年に、原作者名ダークマスター名義で「コミック・ビーム」に連載。狩撫死去の3ケ月後の2018年4月に刊行された。狩撫版トワイライト・ゾーン/奇妙な味とでもいうべき作品群。エロ、暴力、カネのいずれにかにからむ、ダークな大人のお伽噺的な短編が25編収録。半分ぐらいはSF風味あり。2024/11/09
コリエル
7
狩撫麻礼原作のオムニバス。『一身にして二生を得る』が印象的かも。虚構と現実の境が曖昧な現代人が求めるのは今ある自分からの「変身」であると。20年前の漫画だが、転生ものブームへの洞察とも取れるような。こんな具合に現代の病巣を見つめたサラリと読める短編集。2022/06/13
Nao Funasoko
7
そのページ数も中身もガツン! とくるヘヴィー級。別アンソロジーでチラ読みしていたものの完全版が発刊されて嬉しい限り。はじめての出会いは「LIVEオデッセイ」だったか大友克洋と組んだ作品だったか。狩撫作品は全て読んでおきたい。改めて合掌。2018/04/16
なつのおすすめあにめ
3
『世にも奇妙な物語』をもう少しシュールにしたイメージな短編集。2018/10/01
嫌々爺
3
狩撫作品の真骨頂である、荒唐無稽さと俗っぽさの融合が素晴らしい。狩撫麻礼が亡くなったのは返す返すも残念だが、こうして追悼本が刊行されるのは嬉しい。ボーダーも復刊してくれ!2018/05/29