内容説明
謎とスリルとサスペンス--
三拍子そろった北欧発の警察小説
待望の第二弾がついに登場!!
二〇〇四年十一月、異国の少女娼婦が無残な姿で発見された。少女の名はダイナ。彼女はダクトテープで拘束され、全身をナイフとかなづちで傷つけられていた。その光景を目にした警察関係者は、誰もが呪われた過去の事件を思い出した。一九七八年からはじまった連続少女殺人事件。犠牲者は激しく乱暴されたあと、指一本と女性器を切り取られていた。だが、犯人のアンデシュ・ラスクは精神病院に強制収容されている。同一犯でないことは間違いない。
ラスクは自白と有力な状況証拠で有罪判決を受けたが、最近になってクリスティアンヌ・トーステンセンという少女殺しの自白を撤回し、再審請求がなされていた。そして、ダイナとクリスティアンヌの身体から検出されたDNAが一致したため、その請求が受理されてしまう。
一連の事件の捜査を命じられたトミー・バーグマンは、手がかりさえつかめないままダイナの葬儀に参列し、そこでクリスティアンヌの母親エリザベスを見かける。同時に、クリスティアンヌが遺体で発見されたあのとき、彼女が口にした言葉を思い出す。
「わたしのせい」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tenouji
10
普段は読まないミステリー小説を読んでみた。読ませるんだけど、あまり好きな題材ではない。けど、下巻も読んでみる!2024/01/02
ゆーさん
3
なかなかまどろっこしい…病んだ登場人物達…北欧っぽい猟奇的暗さを纏って…下巻へ2024/06/12
さかちぃ
3
なんと『最後の巡礼者』のシリーズです。まさかシリーズものとは思っていなかったので、それでまずびっくり! 『最後の巡礼者』もそうだったけど、全体にどんよりとした暗さを感じます。主人公と一緒に捜査に当たるシングルマザーのスサンヌ・ベックの娘が癒やされポイントに思えました。「倒置法」っていうものを知らないのか、君たちは!ってつっこんでいるうちに笑 後半ぐぐぐっと面白くなってきたけど、謎を残したまま終わるのでまたもやもやしちゃう。タイトルには2つの意味が込められているのかしら?はたしてどんな地獄だろうか。2024/05/29
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