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内容説明
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「どう生きていこうか」と考えたり、「どう生きていくのが正しいだろうか」と考えるのは、人間である証です。今の時代にこそ読んでもらいたい名著が児童向け文庫で登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
chantal(シャンタール)
100
まず1937年、日中戦争が始まり日本が戦争へまっしぐらに進んで行ったあの時代にこの本が出版されたことに驚く。私ももっと若く、瑞々しい感性に溢れた頃にこの本を読みたかった。読んだからと言って必ずしも正しい素晴らしい人間になれたとは限らない。でも何かにぶつかったり悩んだりした時にきっと指針になってくれただろう。でも今からでも遅くはない。自分に「どう生きるか」と問いかけながら生きてみよう。ポプラ社の矜持が素晴らしい。「若者が本を読まない国に未来はない」。本当に多くの若い人に読書の喜びを知ってほしい。2020/01/23
あーさん☆来年も!断捨離!約8000冊をメルカリでちびちび売り出し中!(`・ω・´)ゞ
55
漫画ではない分考えさせられるが、自分で考える事ができる分、この書体が一番分かりやすい気がする。どうしても、内容が入らない場合は漫画を読み、より細かく知りたければポプラ社ではない文庫を読むとより良いと思う。そして、このタイトルを使って宮崎駿監督が作品を作るようだが、内容はどうなるのだろうか?(; ̄Д ̄)?2018/05/27
たち
35
人間として至極、真っ当な事が書いてある本です。今の自分が少しばかり情けなくなリました。それにしても、この本が、軍国主義に染まりつつある時代に書かれたとは驚きです。当時の子供達はこの本を読んで、どう思ってどう生きていったのでしょうか…。2018/08/20
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34
1935年軍国主義の勢力が日増しに勢いづいていく時代、言論の自由も著しい制限へ向かう中、自由主義の山本有三編纂『日本少国民文庫』16巻が順次配本。その根幹となる書籍が『君たちはどう生きるか』荒れ狂うファシズムの元でヒューマニズムの精神を守り伝えておかなければと考えて練りに練られた書籍。巻頭の吉野源三郎が少年少女に向けた手書きメッセージが大人の自分の心に響きます。2022/10/03
ナチュラ
29
この本は14歳の頃の自分に読ませたい。 中学一年生のコペル君というあだ名の少年と友人たちの よくありがちな日常の風景。 その中にある格差や世の中の仕組み、正義などを彼らの体験により学んでいく。 亡き父の代わりになってコペル君を陰で支えながら助言する叔父さんも素敵だ。 1937年(昭和12年)に出版された作品だが、今読んでも違和感なく新鮮だった。2017/01/21




