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内容説明
水口まどかは中学2年生。小学生のときにお笑いコンビを組んでいたキエ蔵と、方向性の違いからケンカ別れし、相方を探していたところに転校生がやってきた。「ちか るりり」というトンでもない名前、昭和のアイドルみたいなとんちんかんなファッション、すっとぼけたあいさつ、このコはいける。まどかはるりりをスカウトする。新コンビは順調に思えたが──。真剣で、繊細で、悩みが多い二人の、明るくて力強い青春ストーリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tan
21
なんかこの掛け合い的な感じどこかで読んだと思ったら「ハリネズミ乙女」だった。令丈さん、お笑いが好きなのか、それともお笑いネタが子供にうけると思っているからか続けて似たようなものをだすとは思わなかった。「ハリネズミ」もそうだけどこの作品も登場人物たちが非常に熱くて読んでいるこっちはただただ圧倒されてちょっと引き気味になってしまう。もっと読み手に語りかけるような読み手の心を掴む表現が欲しかったし終わり方がかなり雑。児童書だから面白ければいいというわけではないと思います。かなりの辛口コメントですみません。2017/09/18
かりんとー
12
(図書館) 漫才好きな水口さんの前に、80年代アイドル風の女の子が現れる。水口さんは、最高の漫才パートナーになると直感し、コンビを申し込むが…? すごく面白いです。水口さんとるりりのコンビを縦軸、水口さんの元相方キエ蔵との関係を横軸にして話は進んで行く。るりりの家庭の問題、漫才師としての才能に悩む水口さん、キエ蔵との関係…。漫才師の下積み話としてありそうな感じはするが、うまいこと中学生の等身大の話になっていて飽きない。水口さんとるりりの関係は多少百合っぽくもあり、女子同士の会話ながらドキドキさせられる。2020/01/03
みーさん
6
読み始めたら、あれ知ってる。Fragile―こわれものに収録されてたものだった。それが良かったので手に取った。収録されてたのは第1話だけだったんだね。るりりもすいすいもほんまええ子やわ。キエ蔵も。この先どういう展開になるのかはわからないけどすごく良かった。面白かった。パンプキン爆弾の話を読んでみたい。2018/04/02
カニック
5
ハリネズミ乙女が面白かったので他の作品も読みたくなり手に取りました。すいすいやるりりやキエ蔵など登場人物がみんな楽しくて一気読みでした。最後にはホロッとさせられました。またまた好きな作家さんが増えました(^^;;2017/05/09
ゆたこまち
5
続きが是非読みたいです。2017/05/04