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内容説明
若者研究をしてきた著者が、政治の実際の現場にインパクトを与える世界の若者たちを取材する中で、日本の18歳選挙について考える。一見無気力にも見える日本の若者たちの優しさや欲のなさに、次世代の希望を見出す。18歳選挙世代の座談会も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
禿童子
22
選挙権の年齢引き下げによって具体的に何が変わるかといえば、あまり変わるような気がしない「醒めた」私ですが、人口構成比に占める割合が小さい「マイノリティ」である若者世代の声をいかに引き出すか、投票率を上げるかという議論は真剣に考えてもいいのじゃないかと思って読んでみました。広告が対象とする消費者の性向の研究という切り口も捨てたものではない。やや即物的なモノで釣る的なアイデアが目につくけど、スマホから投票できるようにするのは効果的だと思います。AKBの総選挙ではないけど「お祭り」と割り切るのもアリかな?2018/08/01
家主
2
37C 若年層当選枠を作るというのが一番いいのではないか。18歳に引き下げても、実家を離れたが住民票は地元にあるという人が多いので、投票率は低いのだと思う。教員は選挙活動をしてはならないので、選挙について子どもに迂闊なことは言えない。タブーみたいになってる。そういう雰囲気も投票離れにつながるのでは?投票しないと罰金とか、投票したら地元で使える割引券がもらえるとか、ネット投票とか、本気で若者の投票率を上げる工夫をしてほしい。政治家にとっては自分の首を絞めることになるのかもしれないけど。2019/06/27