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内容説明
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なおこさんの家族は都会のまんなかにすんでいます。毎年12月になると商店街でお正月かざりを売り、年が明けるとししまいで町内をねりあるきます。「よいおとしを」「あけましておめでとう」「ことしもよろしくね」なおこさん一家の年末年始をとおして、いつの時代にもかわらない、家族のしあわせを願うきもちや、人びとの暮らしに息づく、お正月を迎えるよろこびを描きます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
42
東京の下町で工務店を営む一家のお正月準備を描いた一冊。細かい所までよく描かれていて、飽きずにずっと眺めていられます。注連縄や門松を作って工務店で売るために、その材料を買いにお出掛け。浅草寺に建てられたプレハブ?「がさいち」なるものを初めて知りました!お正月飾りを作って売って、門松の組み立てに出掛け、大掃除におせち料理や年越しそばの準備…目が回りそうな忙しさ!新年は地域の方とお囃子の笛太鼓とともに獅子舞い。私も頭を噛まれてみたい!2021/01/15
たーちゃん
27
昨年予約していて、年明けてからの受け取りになってしまったこの絵本。お正月を迎えるバタバタ感や、お祭り気分のお正月。なんだか懐かしい雰囲気で楽しめました。息子は幼稚園で、幼稚園内の手作り神社のお賽銭箱にお賽銭を入れて獅子舞に頭をカプッとやってもらったようで、「あっ!これ〇〇くんも頭噛んでもらったよー」と言っていました。2022/01/14
ヒラP@ehon.gohon
16
浅草界隈の下町のお正月準備が細かく描かれています。 慌ただしさの中に、新年を迎えるわくわくした気持ちと、緊張感が伝わってきます。 七福神巡りで今年の正月に歩いた町並みの年末の風景が解って面白く感じました。 その土地をよく知っていなければ描けない絵本です。2019/02/09
喪中の雨巫女。
15
《本屋》お正月飾りって大事。昨日、私も買いました。明日は、忘れずに私も飾らなきゃ。2019/12/28
なま
12
★4 年末年始の物語。東京の商店街に住む、なおこさん一家はしめ飾り販売を生業とする。町並みや家庭内の家具や道具の描写の豊かさに見入る。浅草の『がさ市』で正月飾りの材料を買うシーンは業者の仕入れ先の縁起の良さに驚く。年越しや正月の挨拶、門松、たまかざり、獅子舞と日本文化を家庭を通して見る。現代は盆踊りをした事がない若者増加しているから獅子舞に頭を噛まれた子は更に少ないのではないだろうか?古き良き日本の伝統文化を知り伝えてくれる。ほぼひらがな(漢字はルビ有り)で低学年も読める。8分。2022/08/29