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内容説明
父親の命日、閉店した古書店にひとりの少年が訪ねてきた――。2年前、古書店を営む父を亡くした樹。ある事件をきっかけに、樹と父には修復できないような確執が生じていた。完全に憎むことも、忘れることもできず、葛藤を心に抱いたまま…。新鋭、中陸なかが描く、少年たちの本をめぐる冒険。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かなっち
3
表紙の少年2人に惹かれて、無料版の1巻を手に取りました。初読み作家さんでしたが、残念ながら自分には合わなかったようです。古書店を巡るハートフルな物語のようですが、主人公君の性格が好きになれなくて。反抗期なのかもしれませんが、あれは亡くなる父親に取る態度じゃないですよねぇ。と言いながら、息子よりも本を大事にする父親もどうかと思いましたが。と考えると、不器用さがお似合いの親子だったのかもしれません。それを一人の少年によって修復されるのでしょうか、気にはなりますが…ここで終了とします。2024/02/16