内容説明
本書で紹介するのは、各界で活躍するクリエイターや学者、専門家など、21名のインタビューで語られた100のウェルビーイング的思考です。
彼らには、自分だけのものさしで世の中をとらえ、みずからを励まし、“自分で自分を幸せにしている”という共通点がありました。なにが幸せかを決めるのは彼ら自身であって、ほかの誰でもないのです。わたしたちは、彼らのそんな前向きな考え方を「ウェルビーイング的思考」と呼ぶことにしました。
その考え方は、日々のなかで、さまざまな生きづらさを感じて乱れた心をととのえる処方箋ともいえるでしょう。たったひとつでもいいので、100のウェルビーイング的思考の中から気になったものがあれば、ぜひ暮らしのなかに取り入れてみてください。
《コンテンツの紹介》
角田光代/五味太郎/石川善樹/遠山正道/甲斐みのり/小山薫堂/安藤優子/為末大/坂本美雨/ウー・ウェン/野村友里/小国士朗/東村アキコ/藤井 恵/水野仁輔/森岡督行/青江覚峰/川上浩司/林 久仁則/星野概念/前野隆司
※定価、ページ表記は紙版のものです。一部記事 写真付録は電子版に掲載しない場合があります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かずぼう
28
ウェルビーイングとは、身体も心も元気で、社会との関係もよい状態。クリエイターの一言「あえて言えばウエルビーイングとは、一緒にいる相手に興味を持つということ」そうだ、そこなんだと思う。 2023/12/07
パフちゃん@かのん変更
21
ウェルビーイングとは体も心も元気で社会の関係もいい状態を指す言葉。自分に合う生活リズムを見つけるととても楽になる。「できないことはできない」と、ギブアップする幸せもある。趣味を持つと人生が深くなる。などなど・・・2024/04/17
スリカータ
14
自分に合う暮らしのリズムを守る。やりたければ、未経験でも「〜だということにして」始めてみる。面白い事は自分で見つける姿勢が人生を豊かにする。人の評価を気にせず、自分の好きなものを楽しめば、それが自分のスタイルになる。自分の中に神様がいる。それを「自分教」と呼んで頼ればいい。誰かと一緒に食事をする事が多い人は心の健康状態も良い傾向にある。年を取ってから新しいチャレンジをした人はウェルビーイング満足度がたかい→50歳を過ぎたらなるべく早く。2024/02/13
Humbaba
4
どのように生きたいのかに対してだれもがしっくりとくる答えというのは見つけられない。しかし、ほかの人がしっくりくるかはともかく自分にとってしっくりとくるかどうかであれば話は変わってくる。完全には同意できないことであっても、自分の中で受け入れられる部分があるのならば受け入れて自分の生活に生かしていく。そうやって自分を整えていけば、生きるのがもっと簡単で充実したものになる。2024/02/10
kia_twt
3
「ウェルビーイング」って難しいけど、 「料理という行為が、ウェルビーイングの因子を全て満たす」ってのはなるほど思った。 この本でインタビューされている人に料理研究家が多いのは、オレンジページの本だからではなく、この理由??2023/11/04