さだまさしが聞きたかった、「人生の達人」タキ姐のすべて

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さだまさしが聞きたかった、「人生の達人」タキ姐のすべて

  • ISBN:9784065336014

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内容説明

さだまさしが、長年敬愛してやまない「タキ姐」こと加藤タキに、聞いてみたかったことをすべて聞いてみた。
日本を代表する社会運動家・女性初の代議士として活躍した母・シヅエの娘として生まれ、ショービジネス黎明期の1970-80年代の日本でアーティスト・コーディネーターという職業を自ら切り拓き、オードリー・ヘプバーン、ソフィア・ローレンをはじめ世界的な大物アーティストたちと個人的親交を結び、さらに78歳のいまも、淡々と飄々と、そして凛として生きる。
そんな彼女が伝えるとらわれず自由に生きるヒント。

【おもな内容】
第1章 年齢にとらわれない生き方
エレガンスの秘訣ー喜怒哀楽すべてが感動ー社交ダンスは67歳、シャンソンは75歳から始めたーこの年齢では待っていても何も来ないものー自分を省みない人は美しくない etc.
 
第2章 ふたりの歴史
『関白宣言』がきっかけにー偲ぶ会でずっとかけ続けた『勇気凛凛』ーシヅエ先生に『偶成』を聴かせたかったー悔しいという思いで英語を身につけた etc.

第3章 世界のスターに学んだこと
ヘプバーンほど素敵な女性はいないーソフィア・ローレンの短い爪に母性を感じたーシナトラはステージに上がるとき、左足から出るーディートリッヒの孤独ーマイケル・ジャクソンが作った一つの宇宙ー自分も楽しみ、みんなも喜ぶ心遣いの発想 etc.

第4章 男と女
理想通りにいかなかった最初の結婚ー離婚パーティーー存在自体がユーモア etc.

第5章 世代を超えて
いつも間違っているかも、と思うー息子をコーディネートしてしまう母ー人それぞれの育ち方ー「あなたはどうしたいの?」を何度でも繰り返すー「春の海の心」 etc.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

241
「関白宣言」が大ヒットした時に女性蔑視と世間からバッシングを受けた歌手さだまさしさんを当時強く支持し励ましてくれた代議士の加藤シズエさんとのご縁で仲良くなられた娘さんでコーディネーターの加藤タキさんの人生模様の数々のエピソードをインタビュー形式で綴った対談記録の貴重な一冊ですね。本書を読んで思うのは内容もさることながら2023年現在の御年78歳のタキさんと71歳のさださんの記憶力の確かさとお達者でいらっしゃる事に感心すると同時に本当に羨ましくもなりますね。今現在のお元気の秘訣や過去の話は誠に為になります。2023/10/24

Roko

31
シズエさんから「お前は気が利くから、何でも先回りしてやってしまう。それでは子どもはちゃんと育たない。手を出さずに我慢することを忘れるな」と言わたというタキさん。凄いですよねぇこの親子。子どもの将来を気遣うのと過干渉なのは紙一重。学校も社会も過干渉になってしまうのは、そこにも原因があるのかもしれません。この親子や、さださんとタキさんのように、実直に話をすることができる人がいるというのは、とても大切だし、羨ましいことだなと思いました。#さだまさしが聞きたかった人生の達人タキ姐のすべて #NetGalleyJP2023/10/04

ブロッコリー

2
図書館。 2024/01/08

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