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内容説明
真のAI革命が到来――
識者たちが予測する未来予想図
落合陽一「人類の知的産業が機械に取って代わられる日まで、あと2年くらいかもしれない」
山口周「AIの価格破壊で『優秀さ』の定義は変わる。高収入の仕事からAIに代替される」
まるで人と話しているかのような自然な対応をする対話型AI「ChatGPT」が話題だ。これまでの人工知能(AI)とは異なり、学習しながらコンテンツを作成する「生成AI」の衝撃。教育、ビジネスから医療、恋愛、芸術まで、私たちの生活を劇的に変え得る驚異のテクノロジーの「メリット」と「怖さ」を、論客たちが語り尽くす。生成AIは人類にとって神なのか、悪魔なのか――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
54
タイトルは、少し、大袈裟だと思う。中にもあるとおり、ツールとしての位置づけが基本。つまり、それをどう使うのかが問われるというのは、以前から考えていたこと。もちろん、影響度が大きいツールではあるので、これまで以上に、使う人の重要性が増す。chatgptも、間違うことがあるということを忘れないこと。ここに立脚することだと思う。2024/01/12
まいこ
25
医師や弁護士みたいな、正解があって、今まで高収入だった仕事ほどAIがやるようになりそう。だけど政治力が強いので日本ではなかなか進まないのかも、ライドシェアと同じく。和田秀樹さんの章が一番刺激的だった。AIは「自分が得をしよう」とは考えないし、一部業界へ利益誘導しようとすることもない。少なくとも日本においては、政治こそ一番AIにやらせたほうが良い職業では?と。欧州では政治家不要論が高まっていて、デンマークでは政策をAIに任せる人工党も立ち上がったと。成田さんの22世紀の民主主義が、海外ではいよいよ始まる?2023/11/26
Tenouji
18
いろんな話しがあって、面白かった。AI議論は、いろんな人の話しを聞くのが実は面白いんだよね。2023/10/20
nbhd
15
「デジタルネイチャーの中では人間はベクトルになる」、「微分可能オントロジー以降は、人類もまた微分可能なもの、ベクトル化可能なものになる」。ChatGPTが人類にもたらす影響について、各分野の専門家があれやこれやとしゃべったことをまとめた本。なかでも、先に引用した落合陽一さんの言葉遣いが爆発していて、おもしろかった。おもしろかったっていうか、ヤバみがヤバかった。落合さんは「テクノ民藝」とか「マタギドライブ」とか、魔術的なボキャブラリーを豊富に持っていて、この人の見えている世界は大変そうだなぁと感じた。2023/12/23
kaida6213
12
最初の三人は流石面白い。いわゆる概念的なものがgptで数値化されることにより今後のモデルに載るとかどうとか。これはあくまで近似値でしかないからそのものずばり、ましてシンギュラリティという話ではないと思う。実用面では、外れ値を目指そうってのが非常にわかりやすい。2023/11/12