内容説明
オットセイに忍び寄る大きな影。その正体は巨大なホホジロザメだ。気づかれないように真下に移動する。そして一気に急上昇……巨体が宙を舞う。ホホジロザメは映画「ジョーズ」のモデルとも言われ、魚類最強ハンターとして有名です。近年の研究によって、サメが海の中でどのように暮らし、命を繋いでるのかが次第に明らかになってきました。サメ映画を見る前に、絵本でホホジロザメに出会ってみませんか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@猫と共に生きる
63
サメが大好き🦈ホホジロザメにはロレンチーニ器官と呼ばれるものがあり、生き物が発する弱電流をキャッチです。これはもう逃れられない😨😨😨生まれたての子サメの体長は既に120cm。他のサメやシャチに狙われ、生き残ったサメだけが体長6mに成長。厳しい世界。2024/03/10
たまきら
44
読み友さんの感想を読んで。小さい画像で写真だと思っていたらなんとなんと、大変美しい絵ではありませんか。現在、二頭のシャチが南アフリカでホホジロザメを大量に捕食して問題視されているんですが、そのペアを彷彿とさせる絵に驚き調べたら、お二人とも専門家ではありませんか。ホホジロザメの孤高の美しさが伝わってくる素晴らしい一冊でした。面白かった!2022/11/01
うー
29
〈絵本〉この本凄い!まるで写真のようにリアルな絵!バツグンによく切れる歯は内側にも並んでいて、最前列が抜けると歯が持ちあがってくる。この実物大の歯に、思わずそっと腕を近付けてみたが想像だけでもう痛みが💦2022/07/30
ほんわか・かめ
28
大判絵本ですごい迫力!画力半端ない!襲ってくるときの表情はわざと怖がらせるように描かれているのかと思ったら、サメは襲うとき白目になるのだそう。海の王者でも野生の世界は過酷。〈2022〉2022/08/05
Mer
23
PCの画面上で見た時は写真だと思っていた。実際に見たら絵だった!!迫力満点、これは子供たちも驚くだろうな〜と読み進めれば、内容も驚きに満ちていた。忘れがちだけどサメ🦈だって大きく成長するのはほんのひと握りだし、生き残りを掛けた日々は毎日が戦い。強さと運が備わったものが深い海を泳げるのね…しみじみ。購入するか迷っていたけど、これは蔵書すべきと判断。2022/08/09