内容説明
オットセイに忍び寄る大きな影。その正体は巨大なホホジロザメだ。気づかれないように真下に移動する。そして一気に急上昇……巨体が宙を舞う。ホホジロザメは映画「ジョーズ」のモデルとも言われ、魚類最強ハンターとして有名です。近年の研究によって、サメが海の中でどのように暮らし、命を繋いでるのかが次第に明らかになってきました。サメ映画を見る前に、絵本でホホジロザメに出会ってみませんか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
91
大判イラストが大迫力な絵本。読み聞かせ向き▽メスの腹の中で赤ちゃんがかえり、1年もの間赤ちゃんザメは母親のお腹の中でせ成長する。春、海の浅い所で腹の中から出てくる子ザメは既に120センチメートルくらいの大きさになっている▽獲物に喰らいつくとき、白目になるのが怖い。著者はシャークジャーナリストの沼口麻子さん。2022年刊2024/12/02
yomineko@ヴィタリにゃん
66
サメが大好き🦈ホホジロザメにはロレンチーニ器官と呼ばれるものがあり、生き物が発する弱電流をキャッチです。これはもう逃れられない😨😨😨生まれたての子サメの体長は既に120cm。他のサメやシャチに狙われ、生き残ったサメだけが体長6mに成長。厳しい世界。2024/03/10
たまきら
48
読み友さんの感想を読んで。小さい画像で写真だと思っていたらなんとなんと、大変美しい絵ではありませんか。現在、二頭のシャチが南アフリカでホホジロザメを大量に捕食して問題視されているんですが、そのペアを彷彿とさせる絵に驚き調べたら、お二人とも専門家ではありませんか。ホホジロザメの孤高の美しさが伝わってくる素晴らしい一冊でした。面白かった!2022/11/01
ほんわか・かめ
32
大判絵本ですごい迫力!画力半端ない!襲ってくるときの表情はわざと怖がらせるように描かれているのかと思ったら、サメは襲うとき白目になるのだそう。海の王者でも野生の世界は過酷。〈2022〉2022/08/05
うー
30
〈絵本〉この本凄い!まるで写真のようにリアルな絵!バツグンによく切れる歯は内側にも並んでいて、最前列が抜けると歯が持ちあがってくる。この実物大の歯に、思わずそっと腕を近付けてみたが想像だけでもう痛みが💦2022/07/30