幻冬舎単行本<br> 隣人を疑うなかれ

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幻冬舎単行本
隣人を疑うなかれ

  • 著者名:織守きょうや【著】
  • 価格 ¥1,672(本体¥1,520)
  • 幻冬舎(2023/09発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344041660

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内容説明

鮮烈デビューから作家生活10周年。
『記憶屋』『花束は毒』の著者、最新本格ミステリー!


連続殺人、
かもしれない。

羊の群れに狼が潜んでいるなら、
気づいた誰かがどうにかしなければ、狩りは終わらない。
死体はない、証拠もない。だけど不安が拭えない――。

ご近所さんのこと、どれだけ知っていますか?
「殺人犯が同じ建物内にいるってのはぞっとするけどな」今立晶(パート主婦)
「模倣犯じゃなくて、本人って可能性もゼロじゃない」小崎涼太(事件ライター)
「近くで起きた事件ですもんね。私も気になってました」土屋萌亜(マンガ家)
「素人探偵の思い込みの推理を聞いている暇はないの」加納彩(主婦)
「近所に怪しい奴がいるみたいな情報提供はときどきあるよ」加納行広(刑事)
「ここは住人同士のトラブルはなく、かなり平和なほうだ」寺内嵩(マンション管理人)
「プライベートには踏み込まないくらいがちょうどいい」幸田佐知子(シングルマザー)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

251
織守 きょうや、4作目です。著者作家生活10周年記念作品でしょうか❓ 同じマンションに連続殺人犯が住んでいたら怖いと思いますが、もう少しホラー的な要素があった方が良いかも知れません。 https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344041660/2024/02/25

ちょろこ

130
サラサラ…お茶漬けのように読める隣人ミステリの一冊。同じマンション、生活圏内に殺人者がいるかもしれない。羊の皮を被った狼は誰?猜疑心&緊迫感溢れるストーリー。もちろん誰もが怪しさいっぱい。警察ではなく住人が調査する形式が日常の一部分という感覚で良かったな。途中で放棄は不可能、ラストまで一気に…はまるでお茶漬けのようにひたすらサラサラ食すような味わい。探偵役の元ヤン姉と卵料理の服を愛する弟の小気味よさもサラサラ感のポイント。ご近所の深夜の車の音はもしかして…こういう作品を読むと一瞬でも不安感じるのが面白い。2024/01/12

hirokun

128
★4 シリアルキラーが隣人にいる設定の推理小説。なんだか昨今の時代を風刺しているような設定で、隣人との接点が極めて少なく、また頻発する理解できない犯罪を表しており、恐怖心が強くなってくる。読みやすい文章に加え、スピード感のあるストーリー展開で一気読み。大いに楽しませてもらった。自分の周りで何が起こるかわからない恐怖を掻き立てられる。2023/10/28

うっちー

127
面白いのですが、何か強引なところも2023/12/01

Karl Heintz Schneider

117
あなたは同じマンションに住んでいる人のことをどれだけ知っていますか?隣人の失踪に疑問を抱き、調べていくうちに最近世を騒がせている連続殺人に関連があることがわかる。しかも犯人は同じマンションの住人らしい。専業主婦の姉とその弟が事件の謎に迫る。犯人の候補者が次々とはずれて最後に残ったのは。被害者が肉親とか親友だったらいざ知らず大して親しくもない隣人のために、危険を顧みずに独自に捜査する姉にそこまでしなくても感がぬぐえなかった。良い子は真似しないように、そういう時は警察に任せましょう。それじゃ小説にならないか。2023/11/21

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