校閲記者も迷う日本語表現

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校閲記者も迷う日本語表現

  • ISBN:9784620327907

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内容説明

日々の新聞制作やニュースサイト編成を通じて、校閲記者たちは使い方に悩んだり間違えやすかったりする言葉や紛らわしい言葉の意味の違いと格闘しています。本書では、校閲記者たちが気になる言葉遣いについて質問を投げかけ、読者の感じ方を調査し、解説します。回答結果から見えてきた「言葉」の現況はいかに? 毎日新聞校閲センターが運営するサイト「毎日ことばplus」の人気コーナー「質問ことば」、待望の書籍化。

本書は、用法の間違いを指摘し、「使ってはいけない」と指導するものではありません。実際には、誤用とは言い切れないものもあるのです。なぜそのような表現が生まれるのか、その原因を究明するのが狙いです。校閲の赤入れ写真と解説で構成するコラム「つぶやき写真」で、視覚的な理解が深まります。言葉好きの人、誤りのない文章を書きたい人、校正・校閲者、必読の書。

目次

第1章 この言葉、使っていますか?
第2章 新たな言葉が定着していく
第3章 どこまで直す?「馬から落馬」的な言葉
第4章 表記に迷う~あなたならどう書きますか?
第5章 意味で書き分けてみましょう
第6章 どう数えますか?
第7章 コロナ下の言葉