文春e-book<br> 緊立ち 警視庁捜査共助課

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文春e-book
緊立ち 警視庁捜査共助課

  • 著者名:乃南アサ【著】
  • 価格 ¥1,900(本体¥1,728)
  • 文藝春秋(2023/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163917504

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内容説明

名手による本格警察小説が誕生

指名手配犯がいる!という「緊立ち」が入った。そのとき刑事は!

「カメラアイ」を武器に群衆の中から手配犯を捜す警視庁刑事と、広域捜査を担当する刑事。ビル爆発事件で怪我を負いながら、離婚、介護という人生の壁を乗り越える女性刑事二人の物語。
ある時、強盗および殺人の手配犯がここにいる!という緊急立ち回り情報(緊立ち)が入った――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

271
乃南 アサは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 久々の刑事小説、少しキレがなくなったような気もしますが・・・ 本書で「緊立ち」という言葉の意味を覚えました。 https://books.bunshun.jp/articles/-/8342 このレビューは「おさかな天国」を聴きながら書きました♪🐟 https://www.youtube.com/watch?v=SqBi_4fxE202023/11/08

いつでも母さん

178
好きな作家さんの一人・乃南さんの新作。警察小説、警視庁刑事と来たら派手めを連想するが、どっこいそうではない。じっくり読ませるのは流石の乃南アサ。プロローグからもうその空気感に浸り第五章、エピローグまで面白く読了した。二人の捜査共助課の女性刑事の私生活も絡んで、これは職種が違ってもあるあるではないだろうか。そして、シリーズ化の予感と言うか、しますよね?もっと読んでいたいと思わせてくれる作品と出会った。2023/10/17

タックン

141
警察捜査部門に捜査共助課ってあるのを始めて知った。 そこの見当たり捜査係・メモリーアスリートの女性刑事小桃と広域捜査共助係の女性刑事燈の話。 2人の優秀な捜査員としての活動だけでなく、妻として女性としてのプライベートな話・悩みとかも描いていく。 2人の話を短い章立てで交互に書いて読みやすく面白かった。 それに繁華街とかで立ってて指名手配犯を見つけていくメモリースリーとって凄いね。 っで題名の(緊立て)って何だって思ってたら最後の方に出てきた!!2023/12/29

hirokun

136
★4 今回の作品は、見当たり捜査と広域捜査に当たる二人の女性警察官を主人公にした警察小説。見当たり捜査については、つい最近読んだ小説の中で、AI画像認識による最新科学捜査との対比をテーマにした作品で読んでいて知っていたが、広域捜査については、この作品で初めて知った。警察小説としての面白さ、スリリングな捜査状況も楽しませてもらったが、一方、時間的制約の厳しい仕事を持った女性の生き辛さについてもテーマにした小説のように感じた。乃南さん、警察小説も面白い。2023/10/26

reo

123
この所謂”見当たり捜査員”だが、既視感があると思ってずっと読んでいたのだが、思い出したぞ💡今野敏著「機捜235」の警視庁第二機動捜査隊の渋谷分駐所の巡査部長高丸卓也の相棒として赴任してきた、白髪交じりで風貌からしてうだつの上がらぬ定年間際のおっさん刑事・縞長省一やがな。でも本の中だけでなく、実際の捜査現場でも活躍してるらしい。ここでは女性刑事の小桃と橙の二人にフォーカスを当て、仕事に打ち込めば打ち込むほど、家庭との両立が難しいなど、女性刑事としての悩みが語られる。サクサク読め、読後感はよろしい😄  2024/05/07

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