内容説明
核開発を牽引する「偉大な国」で,安全保障や経済発展のために犠牲にされ,環境汚染の最前線で生きるアメリカ先住民の人びと.「最大多数の幸福」を名目に,いかに彼らの存在が不可視化されてきたか.セトラー・コロニアリズムによる支配の構造と,それに対する粘り強い抵抗の歩みを,長年の調査をもとに描き出す.
目次
はじめに
一章 セトラー・コロニアリズムの国の核開発
二章 ハンフォード・サイト汚染される先住民族の聖地
三章 ハンフォード・サイトの記憶 不可視化される環境汚染
四章 ウラン開発とナバホ・ネーション
五章 ネバダ実験場の地理空間 大地に刻まれるクレーター
六章 骸骨の谷から見える未来
七章 核開発とセトラー・コロニアリズム 環境正義への歩み
呼称について
あとがき
注
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