- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
人生では、未経験の環境に突然放り込まれてしまうことがある。
転校だったり、転勤だったり、出産だったり、肉親との別れなどもそうかもしれない。
人生はそんな未知との遭遇の連続だ。
プロのサッカー選手も監督やコーチも、そしてクラブ経営の経験さえもない私が、Jリーグのチェアマンに就任してしまったときのように。
未知の世界への不安を、エネルギーに変えることができたらどんなに素晴らしいことだろう。そんなときは、どのような心構えが必要なのだろうか。何かヒントはあるのだろうか。
私自身は、未経験の不安や修羅場のみならず、数多くの困難に出会う中で、何とか前向きに組織変革を進め、人生を最大限燃焼して精一杯生きようともがき苦しんできた。その中で、私の奥底に沈殿し続けていたのが「天日干し」という概念だった。
「魚と組織は天日にさらすと日持ちが良くなる」
常日頃から社内で口にしていたが私の口癖がこの言葉だ。……Jリーグで働く誰もが知る言葉だ。「天日干し経営」が組織を強くし、透明性を増していくことを伝えるキーワードだ。
目次
はじめに
第1章 私を「天日干し経営」に導いたサッカーの世界
Who is Murai?――ど素人が座る「針のむしろ」
サッカーの神様が私を試している
思わず口にした「命を賭して」
「緊張」するほうを選ぶ
デジタル改革も足を使う――現場主義の先へ
「傾聴力と主張力」――長く続けているサッカー選手が備えている力の正体
キャプテン翼の「反動蹴速迅砲」――DAZNとの放映権交渉の発火点
「魚と組織は天日にさらすと日持ちが良くなる」
第2章 「天日干し経営」原体験は激動のリクルート
360度評価が基本――創業者の江副さんも例外ではない
高島屋事件と上司の叱り方
戦後最大の疑獄事件――1兆4000億円の有利子負債、本業の消失
営業から人事部への異動と全社マネジャー会議
雇用の保証ではなく「雇用される能力を保証」
人事担当から事業会社リクルートエイブリックの社長に
リスクマネジメントと銭形平次
M&Aは肝臓と芸
第3章 Jリーグを変えた「天日干し経営」を定義する
天日干しとは
経営における「天日」とは何か
どのようなときに「天日干し経営」は有効か
フィードバックの極み「360度評価」のトリセツ
中村憲剛論 クランボルツ博士の「計画された偶発性理論」
第4章 「天日干し経営」を徹底したJリーグのコロナ対策
過去最高
奈落の底に落ちる
ファーストペンギン
戦う相手を定義する
なぜ、JリーグとNPBは連携できたのか
最高のチーム編成
コロナ対策を天日に干す
年間71回に及ぶ会見
あずき相場と政治家には手を出すな
第5章 時代の潮流は「天日干し経営」に向かう
Uberとメルカリ
ブロックチェーンとNFT
DAOと民主主義
本当の人間力とは何か
VUCAの時代
サッカーはミスのスポーツ「PDCAではなく、PD"M"CAに」
セレンディップの3人の王子たち
「クリーンハンズの原則」と「悪意」
第6章 ONGAESHI
近江商人とサステナブル経営
老舗大国ニッポン
チェアマン退任と森保監督
スポーツ界と地域経済へのONGAESHI
自分自身の「天日干し」
Tryfundsとの縁――カーボンニュートラルの第一人者
「自ら」と「自ずから」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
hideto
ハッピー
ハッピー
Yambeee
Ryo




