内容説明
曽野綾子さんももう九十一歳に。六十代、七十代、八十代、九十代と老年期、移り変わる体調、暮らし、人づき合いへの対処法とは。
六十歳以後、人はいかに生きたらいいのか。
今年九十一歳になった曽野綾子さんの六十歳からの生き方。
・死と定年は必ずやってくる。
・死ぬまで働く覚悟を持つ。
・老人と仕事、どうあるべきか。
・老人といえども強く生きなければならない。
・高齢は特権ではない。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
17
いろいろ納得できる事が多い本でした2023/02/03
ヨハネス
9
なんだ、また「抜粋本」かとがっかりしかけたが、これはちょうど60歳になったあたしに良かった。最近バスを使うことを覚えたのだが、無料パスをいただくのが待ち遠しくなったところ、この方は少しでも余裕があるなら払ってよいとおっしゃる。他人のためにできることを考えるのが楽しいと。母上の遺品のうち着物が二枚と寝巻用浴衣だけ、病院にもし行くならと残した草履が一足だけとは恐れ入る。電気スタンドはコードに引っ掛け転倒の危険もあるし全部撤去、どこでも本が読めるほど隅々まで明るい天井灯にしたとのこと。うちもそろそろ考えなきゃ。2022/12/26
kon
0
孤独を恐れない。人は生まれてくる時も死んでいく時も一人なんだからというのは、その通りだと思う。お金の使い方、仕事の仕方、色々なところが同感だなと思うことが多くて、読んでいてスッキリする。身の丈にあった暮らしをする。これも常に覚えておきたい。2023/05/03
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