光文社文庫<br> デッド・オア・アライブ

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光文社文庫
デッド・オア・アライブ

  • 著者名:楡周平【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 光文社(2023/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334790509

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内容説明

業績不振に端を発する粉飾決算で危機に陥った総合電機メーカー・コクデン。好調だった軽自動車市場の伸び悩みに喘ぐ自動車メーカー・イナズミ。社運を賭けた燃料電池自動車の開発に展望を描ききれない世界屈指の自動車メーカー・タカバ。各々の企業が次世代EVの市場に賭け、事業戦略の舵を切る。産業の激変に備え、新たな市場を開拓すべく奮闘する男たちの物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

となりのトウシロウ

63
経営危機に陥った電機メーカー・コクデン。販売不振に喘ぐ軽自動車メーカー・イナズミ。日本トップで世界屈指の自動車メーカー・タカバ。それぞれの企業が窮地を挽回すべく次世代EVの市場に戦略変更する。会社全体最適に目が向かない大企業病の組織の壁。旧態依然とした組織文化で目先の利益のみを見る老経営陣。既存事業のエコシステム破壊を恐れるイノベーションのジレンマ。そんな組織としての大きな課題や難問を打破して奮闘する熱い男たちの姿が描かれている。新しい事に挑戦しない企業に未来はない。2025/11/15

タックン

53
デッド・オア・アライブ。企業の生き残りをかけた戦いと再生の企業小説。東芝の原子力と家電の不振を隠す粉飾決算問題が背景。その再生事業として自動車のEV向けの個体電池開発とトヨタ・ダイハツ(スズキ?)とのEV戦略を巡る戦いが主題。それぞれの経営トップの思惑と経営判断が興味深い。経営トップに進言する経営戦略を練る幹部の重いが熱い。 6年後の現在東芝含めてシエラみたいな画期的な個体電池は開発されていないし、日本にEVのベンチャーも登場していない。それどころかEVが進んだ欧州と中国では問題点ばかり顕在化してる。2023/02/15

まつうら

34
負債にあえぐ総合電機メーカー「コクデン」、自動車業界のリーディングカンパニー「タカバ」、軽自動車に強いが保守的な気質の「イナズミ」。この3社がEVをめぐる駆け引きの中で、生き残りと挑戦を模索していく物語。細部までよく練られたプロットは、楡周平らしくすばらしい! EVは業界構造を激変させる破壊的イノベーションを秘めていることはもちろんだが、それ以上に、大企業で新規ビジネスに取り組むことの難しさとジレンマが鮮明に描かれていることがとても興味深い。ビジネスマンであるからには、岩下のようにありたいと強く思った。2022/01/11

28
企業の生き残りを掛けた戦い。自動車メーカーと総合電機メーカーが次世代カー・電気自動車に販路を見出すまで。登場人物が多くて始めは小説に入り込めなかったが途中からエンジンが掛かってきた。最近はEV車,PHV,充電スタンドを見かけるようになりましたが、まだまだ値段が高い。また必要のない機能標準装備のオーバースペックも価格高騰なだけでやめてもらいたい。2024/02/23

Syo

26
ちょっとうまく行き過ぎかな2022/05/27

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