山と溪谷社<br> 文系でもよくわかる 宇宙最大の謎!時間の本質を物理学で知る

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山と溪谷社
文系でもよくわかる 宇宙最大の謎!時間の本質を物理学で知る

  • 著者名:松原隆彦
  • 価格 ¥1,485(本体¥1,350)
  • 山と溪谷社(2023/09発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784635130172

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内容説明

時間はこの先も永遠に存在し続けていくのか。
そもそも時間はどうやって生まれたのか。なぜ生まれたのか。時間とは一体何なのか――。

この本では、
・物理学者はどのように時間を扱ってきたのか(1章)
・今につながる時間はどのように始まったのか(2章)
・時間の終わり、つまり宇宙の終わりはどのように訪れるのか(3章)
・時間を計る道具によって私たちの生活はどのように変わってきたのか(4章)
・「1日24時間」はずっと変わらないのか(5章)
と、時間というものをいろいろな角度から見ていきます。

そうすることで時間とはいつも変わらずに存在し、一方向に流れ続けているだけの存在ではないことがわかってくるはずです。
そもそも物理学では「過去から未来に時間が流れる」ということさえ、まったく自明なことではないのです。

本書を読むことで、当たり前のように感じられていた時間の流れが実は当たり前ではないことを体感し、時間という概念が揺らぐことを楽しむことができるでしょう。


■内容
1章 「物理学」の時間――物理学者は時間をどう扱ってきたのか
2章 時間の「はじまり」――それは宇宙のはじまり
3章 時間の「おわり」――宇宙に終わりは訪れるのか
4章 時間の「道具」――時計が人々の生活を変えた
5章 身の回りの時間――1日はいつも24時間か

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HaruNuevo

14
時間の本質を探ってきた人間の営為とその成果を解説し、さらに宇宙開闢から宇宙の最後までの時の流れについて今考えられている理論を解説しながら時間の存在をどう捉えるべきなのか問いかける一冊。 宇宙論と素粒子論の接点も知ることのできる、とてもお得な一冊だと思う。2024/01/28

KAN

11
時間の本質を相対性理論の時代から最新の数物理論に基づき、入門的に書かれているので読みやすい。著者の文章は解説プラス、その発見にまつわる物理学者たちのエピソードがつづられていて読みやすい。ダークマター、ダークエネルギーについて現代の学者たちがどのように取り組んでいるのかがよくわかりました。時計の歴史については物理学的に進化してきた内容が人間の内的感覚的時間がどのように規定してきたか、時間の本質というものはどこまでも興味が尽きない、と思いました。2023/11/13

都人

4
この本の冒頭に物理学では時間をどう捉えているかが書かれている。p2「時間をラベルとして捉えている。・・・物がいつ、どこで、どう動いたかによって位置が解る。そのいつを表すラベルだ。」 大変分かり易い平易な言葉で語られており、文系の人間でも、読み終えることが出来た。  2024/02/20

果てなき冒険たまこ

2
文系でもよくわかるという謳い文句だけどその言葉の通りとても分かりやすく時間に関するあれこれを説明してくれる。想定対象年齢は結構若めなのかなと思うけどある程度年齢がいっていても楽しめる内容。ちょっとだけ気になったのは4章の「時間の道具」が全体の構成になじんでない感じがするところかな。この章はこの本じゃなくてもいい感じがした。 ま、でも面白かったですよ。自分も文系だし。2023/10/25

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