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内容説明
あたしくらら。小学6年生で、なんと「社長」です!
きっかけは去年の夏。
親友の玄と凛と3人で、ホンモノの会社をつくったんだ。
だけど現在、お仕事ゼロ。
このままじゃウチ、つぶれちゃう!!!
そんなとき、新商品開発コンテスト「文具祭」へ参加のチャンスがまいこんできて?
オトナもコドモもカンケーない。
ピンチをチャンスに、弱みは強みに。
すっごいチームで、大企業相手に、さあバトル開始だよ!
アツいドラマがキミの心に着火する、
第11回角川つばさ文庫小説賞《金賞》受賞作☆
【小学中級から ★★】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
TAKA
15
登場人物の紹介と表紙のイラストから想像した展開を良い意味で裏切られた。 社長やっているけど、子供が故なのか、知識不足や認識不足があって躓いた所もある。けれどもその反省を活かして努力して大人と同じ土俵に立つ姿は格好良かった☺️大人が読んでも面白い。2023/09/23
はうめ
6
子供ナメないで!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ 文具祭のやつは普通にほしい2024/01/30
久里
4
会社を作った小学生三人が、大企業相手に商品開発勝負をするお話。元気いっぱいなくらら、センス抜群な玄、交渉上手な凛の三人のやりとりがイキイキしていてかわいかったです(*^_^*) 推しは凛ですね!物腰柔らかの切れ者で、大人もうならせる抜け目のなさが最高です。商品を作る上での大切な心構えだとか、ものづくりをしていて心折れそうになる心境だとか、なにかを作って真剣に届けようとしている人にこそ刺さるような台詞がたくさん出てきてすごく良かった。響きました。この三人の活躍を、もっと読みたいと思える素敵なお話でした!2023/09/28
ひ〜な
3
角川つばさ文庫金賞受賞作。 まず、小学6年生で会社を立ち上げるなんてすごい!!! ずるい大人たちに負けず、対等に戦うくららたちは立派な大人にも見えました! くららたちがずるい大人に負けそうになった時は私も一緒に悔しい気持ちになったし、それでも負けずにアイデアを出し合う姿には感動しました。 特に、最後の悪い大人を「ギャフン!」と言わせた場面では、思わず「お見事!」と言ってしまう程。 くらら、玄、凛。この中の誰が欠けてもこの会社は成り立ちません。 3人の新たな活躍が見れそうな2巻、楽しみです!2023/09/16
茜雫
2
うわ〜久々に次のページ捲るのもわくわくするつばさ文庫かも!! 「子どもでも社長になれる!?」という魅力的な語りかけから、実際の企画力の凄まじさ、〝ちゃんと子どもが大人を対等に扱ってくれる〟という安心感に泣いてしまった。わたしは児童書が、子どもを一個の人間として尊重しているのが本当に大好き。 あとキャラクターも良かった。わたしは凛くんが好きだな〜!3人仲良し!って感じだからどっちかと恋愛とはならなそうだけれど、そういう方向にも持っていける……いやでもそしたら凛が当て馬か……やだ……。 金賞にふさわしい作品!2023/10/19
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