すごい地層の読み解きかた

個数:1
紙書籍版価格
¥2,420
  • 電子書籍

すごい地層の読み解きかた

  • 著者名:小白井亮一
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 草思社(2023/09発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784794226747

ファイル: /

内容説明

初心者大歓迎!
7つのすごい地層に封印された
驚くべき太古の事件を読み解く。
地球規模の天変地異から太古の不思議動物のトイレまで、
ビックリする来歴をもつ地層を、謎解きしながら紹介。
美しい地層の写真で、楽しみながら基礎が身につく入門書。

全地球規模の天変地異から太古の不思議動物のトイレまで、日本各地の7つの地層に封印された「過去」を、100点近くの美しい写真とともに読み解く。「えっ、そうだったの?」「こんなところに大事件の証拠が?」と驚くこと間違いなし。地層の基礎知識も自然と身につく、おもしろ地層入門書!

〔目次〕
第1話 地層バラバラ事件
――地層が割れてひっくり返って、バラバラに。なぜそんなことが?

第2話 美しい地層、でもその裏で…
――シマシマに並ぶ地層。そのシマシマができる恐ろしい原因とは?

第3話 地層に残る意外な痕跡
――太古の現象がそのまま「形」になって残る。奇妙な膨らみ「キャスト」とは?

第4話 “古代”アマモの正体は?
――数十年前まで「海底植物の化石」とされていたものの正体は、全然別のものだった!

第5話 チャートが語る、異常な事件
――プランクトンでできたチャートの地層。その色が解き明かす地球規模の天変地異とは?

第6話 海のものとはひと味違う
――地層に残された特徴から一つ一つミステリーを読み解き、かつての光景がよみがえる。

第7話 地上の破滅を記録した地層
――6600万年前の恐竜絶滅を起こした隕石衝突。その証拠の地層が日本にもあった!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tetsubun1000mg

16
冒頭で勤務先の定年退職を機に執筆したとのコメントが有ったので、大学の先生だったのかと思いきや? 出版社のネット情報によると国土地理院勤務だが10代の頃から撮りためた写真を使っての解説書らしい。 最初の地層バラバラ画像には驚かされるし、6600万年前の宇宙からの巨大隕石衝突の、地層での証拠の解説は衝撃的で面白い。 アマチュアといえども千葉大大学院地学専攻の経歴がものを言っているようだ。 地学関連書も何冊か書かれているらしい。 地学の素人でも楽しめるし、100枚位の画像満載なのでゆっくり眺めても楽しめる。2023/10/23

はる

6
どんな地層がどんな環境で生まれたのか、カラー写真と解説でイメージの膨らむ地層に興味がもてる良書。チャート(深海4000mに堆積した放散虫の岩石)の説明はとても良かった。数万年ごとの放散虫の爆発的な繁殖とそうでない時期の繰り返しが記録された地球の気象環境活動変化のイメージ。白色、濃緑色、オレンジ・ピンクのチャート層が物語る地球酸素濃度変化のイメージ。その他にも富士川の岩石が高知県沖にも確認される深海の地滑りが作るダービダイトのことなど、興味深く読める。撮影場所も分かるのでとても良い。2025/08/09

takao

3
ふむ2023/12/26

Hiroki Nishizumi

3
自分は地学には向いてないのかな2023/11/06

SHEEP

3
地層の知識が全くない状態で読み始めたけど、初歩的な所から説明してくれているのですごく読みやすかったしおもしろかった。説明が易しいのでたくさんある写真や図にもしっかり(すげー!)と感動できる。土の重なりにしか見えなかったところから太古の環境を想像することができるなんて、素晴らしいロマン!2023/10/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21514833
  • ご注意事項

最近チェックした商品