内容説明
『アニー・ホール』でダイアン・キートンが着用し流行した「マスキュリンスタイル」や、『ティファニーで朝食を』でオードリー・ヘプバーンが着た「リトルブラックドレス」など、ファッションのトレンドにも影響を与えた華やかな映画衣装は、ファッション界の一流デザイナーたちが担当しています。
『ティファニーで朝食を』などの不朽の名作から、多くのファッション好きに愛されている『プラダを着た悪魔』などのファッション映画まで、当時のトレンドやカルチャーを楽しめる作品を取り上げ、ゴージャスな衣装を手掛けた有名デザイナーたちのキャリア、バックグラウンド、功績を、デザインスケッチや映画スターの着用写真と共にまとめます。
本書は、ファッションが好きな方や映画ファンはもちろん、映画制作者にとっても参考になる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
146
映画衣装と言うと、表紙写真のオードリー・ヘップバーンのジバンシーを思い浮かべますが、やはり数多くの有名デザイナーやラグジュアリーブランドが手掛けていますね。 私はラルフローレンやアルマーニ等、一部のブランド服を所有しています。 https://www.borndigital.co.jp/book/31049.html2023/09/27
くさてる
17
ファッション界で名を馳せ、映画にも協力したデザイナーや、逆に、映画で活躍したあとファッションデザイナーとして人気を呼んだデザイナーを紹介した一冊。カルバン・クライン、グッチ、フェンディ、シャネルという有名どころはもちろん、多くのデザイナーが登場し、映画でそのファッションがどう生かされたか、ブランドの栄枯盛衰間で語られていて、見ごたえと読み応えの両方がありました。2024/09/26
kaz
2
ファッションデザイナーの実際のデザインか映画の内容か、いずれかを知らないと、あまり楽しめない。図書館の内容紹介は『ユベール・ド・ジバンシィ、トム・フォード、ダナ・キャラン…。「麗しのサブリナ」から「プラダを着た悪魔」まで、映画衣装を手掛けたファッションデザイナーの功績を、デザインスケッチや映画スターの着用写真で振り返る』。 2023/11/01