ルー・リード伝

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ルー・リード伝

  • ISBN:9784750518022

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内容説明

鬱屈、孤独、性的倒錯、ドラッグ──。

吐き気がするほど嫌な野郎か、天使のような優しい男か。
型破りで過剰、謎めいたロック詩人の正体とは……。


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ザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、そしてソロアーティストとして、音楽・アート・文化に大きな影響を与え、ニューヨークを象徴する唯一無二の存在となったルー・リード(1942-2013)
その孤高の音楽はどこから生まれたのか。

アンディ・ウォーホル、デイヴィッド・ボウイ、ジョン・ケイル、メタリカ、プロデューサーやバンドメイト、最後の妻ローリー・アンダーソン、そして友人たち──。

生前のルーと間近に接したジャーナリストが、多数の関係者の証言と、名曲の数々の歌詞を分析し、天才の仕事の全体像に迫る。

〈 いま明かされる「人間」ルー・リード 〉

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《 日本版特別付録!》1972年(『トランスフォーマー』録音時)と、1975年(初来日時)の合田佐和子氏と髙橋明子氏による幻のインタビューを収録!

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「彼は師だった」──デヴィッド・ボウイ

「この本は、ルー・リードそのものだ」──イギー・ポップ

「本書は苦痛を美に変えている。ルー・リードの音楽のように」──ボノ(U2)

「ルーは、「火の中をくぐって」その音楽と人生を決定的に読み解いてくれる洞察力を備えた伝記作家と出会った」──スティング

「悲惨な人生が、最後には愛によって変容した。ルー・リードの人生のバラバラな断片を鮮やかにまとめ上げ、洞察に満ちた感動的な物語に仕上げている。強く推薦します」──スザンヌ・ヴェガ

「ルーとヴェルヴェッツに忠誠を誓うミュージシャンは、ぼくが最初でも最後でもないだろう。この本を読んで、ルー・リードというクソ天才を深掘りしよう」──ピーター・バック(R.E.M.)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2024/09/28

ますりん

2
若き日のイキってるル―はさすがで、もはや自分が善人に見えてしまうほどの暴れっぷりダメっぷり。幼いときの電気療法、許せない父、ファクトリーに集う面々、ケイルとの確執とヴェルヴェッツ、こき下ろし続ける評論家ども、パンクやらオルタナやら面白いことしはじめたのちの世代のロック等々、それらが全部ない交ぜになってグツグツ煮えたぎったルサンチマンを抱えて走り続けたルー。ウォーホルが亡くなった後ジョン・ケイルと一瞬だけ再び交わった超名盤「ソングス・フォー・ドレラ」製作と、ヴェルベヴェッツ再結成のくだりはグッとくるなー。2024/08/04

biwacovic

1
彼が死んで10年。やっと邦訳が出た。全510ページ。これだけ関係者みんなに悪く言われる故人もいないだろう。クズエピソード9割で普通のエピソードが1割くらい。クソ野郎で自己中でプライドが高くお金も欲しい。でも音楽ビジネスをうまくやる器用さも愛想の良さもなくいつも仲良くなっては喧嘩を繰り返す。彼は「ルー・リード」を演じていたかもしれないが、それが多くの愛すべきクソ野郎たち(僕や、あなたや、その他多くの偏屈者たち)に引き継がれていると思うと痛快だし、僕はずっとルー・リードが大好きだと思う。2023/08/17

ishida

0
生い立ちから死後まで、様々な周囲の人たちの証言や本人のインタビュー等をもとにルー・リードの足跡を追った伝記。表の顔と裏の顔、両方が窺い知れる内容。2023/08/20

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