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内容説明
『メンバーシップ型』でも『ジョブ型』でもない、
2つを超越した人的資本経営の姿がここにある
DX推進に大切な、ひとの変革。
人的資本開示も表面的KPIとなる可能性が否めません。
日本特有の雇用環境を踏まえた変革の進め方とは。
著者と「伊藤レポート」の伊藤邦雄・一橋大学名誉教授との対談を収録。
目次
第1章 失われた40年にしないために
第2章 過去の慣習でもたらされた戦略なき人事制度
第3章 日本企業が目指すべき人財X(トランスフォーメーション)
第4章 日本独自の「モデル3.0」を目指す人的資本経営とは
対談:伊藤邦雄氏(一橋大学経営管理研究科経営管理専攻 名誉教授)
第5章 人財Xで日本企業の活力を取り戻せ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
イルカ
1
会社を変えていくために、今後も成長していくためには人財が大切とわかってはいたが、この本を読んで考え方を整理できたと思う。また、日本と欧米の雇用形態の差や、それによる日本の現状と課題についても、自分の中で整理ができたように思える。会社を変えるには、行動に起こす必要があるが、そうそう容易に変わるものではない。トップのしつこいぐらいの発信、制度化、各自のマインドの醸成と言ったやるべき行動は納得できるものであった。改革意識が身近にあるようにならないと難しいと思うので、そこまで踏み込んで考えないといけないと思った。2025/11/22
朝露
1
労働者を経営資源(費消する存在)ではなく資本(資産に形を変えるもととなる存在)として捉えなおすのが「人財」という概念とのこと。また、いわゆる欧米型のジョブ型でも、日本旧来のメンバーシップ型でもなく、著者は新たな日本型人事制度として重要な3つのコンセプトを提唱している。①育てる人事 ②多用なキャリアパスの提示と支援 ③能力、成果主義の徹底。私としては安心して働ける環境は大前提として、個人としてもどういう経験を積みたいか、キャリアを十分に考えることが大事だと感じた。2025/09/25
そうきちざえもん
1
管理職として自らのマインドの持ち方、メンバーにどう育ってもらうのかのヒントがもらえた。2023/10/22
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