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内容説明
健康、容姿、頭の良さ、運動神経、性格…
今の私は、遺伝のせい?
努力のおかげ?
人体の設計図、遺伝子を理解すれば、新しい自分を発見できる!
・多くのがんは遺伝ではなく、後天的な突然変異
・がん検診で家族に「がん罹患者」がいるか確認する理由
・アルツハイマー病に関連する遺伝子はある。でも知ることがすべてではない
・環境が遺伝子のスイッチのオンとオフに影響を与える
・遺伝子は、私たちのカラダのなかにあるおおいなる宇宙
人類38億年分の記憶を受け止め、私たちのカラダをかたちづくる遺伝子。その秘密と可能性をマンガでわかりやすく解説!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふじ
18
気になっていた本。でも内容を読むに、最初はコロナ関係のタイトルで出版する気だったのでは…と邪推。免疫云々の話ははたらく細胞の方が格段にわかりやすい。ためになったのは①遺伝子は持っていてもその機能がオンかオフかで体の状態は変わる。環境によって変化することもある。がんになる人は「がんを食い止める」機能がオフの人が多い。②ウイルスは人間のDNA配列に入り込み、代々引き継ぐことで命を繋ぐ(人間側にも免疫の向上等メリットあり)。そのためのパンデミックなんだけど、コロナにその効果はなし。なんか弱るばかりでかかり損…?2024/02/05
Inzaghico
11
文中にも出てくるが「遺伝子とDNAの違いって何?」がずっと気になっている。ほぼ同義語で使われているが、著者も同じ疑問を抱えていたので安心した笑 遺伝子はもっているかどうかではなく、働いているかどうかがポイント、というのはなるほどなあ、と。98%の遺伝子は寝ている(がいざというときは頼りになるラスボス)。 免疫のしくみも図解でわかりやすい。 最後はきれいに終わっているが、これはあったほうがよかったのか、なかったほうがよかったのか、よくわからない(個人的にはいらないんじゃないか、とも思った)。2023/11/26
たっきー
9
遺伝についてマンガでわかりやすく解説したもの。どんな人でも99.9パーセントは同じ遺伝子で、わずか0.1パーセント以下の違いが、人との差異を作っているのいうのは不思議。2024/04/24
乱読家 護る会支持!
7
免疫系、DNAと遺伝子とゲノム、セントラルドグマ、がんと遺伝、糖尿病と遺伝、アルツハイマーと遺伝、DNAのスイッチのON OFFの仕組み(エピジェネティクス)、DNAに組み込まれたウイルス(ウイルス化石)など、、、 文章だとなかなか理解できない事が、漫画で書かれてあるので理解が進みます。 あ、僕が本当に理解できているかは、知らんけど。2024/03/10
ozoz
5
超絶難しい遺伝子、DNAのお話をわかりやすく表現するトメさん。興味がわきでてくる。わずか0.1%が多様性を生んでるってのには、びっくり 。2023/12/10