講談社文庫<br> 半沢直樹 アルルカンと道化師

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講談社文庫
半沢直樹 アルルカンと道化師

  • 著者名:池井戸潤【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 講談社(2023/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065330715

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内容説明

半沢直樹が絵画に秘められた謎を解く――。
江戸川乱歩賞作家・池井戸潤の真骨頂ミステリー!

明かされる真実に胸が熱くなる、シリーズの原点。
大ヒットドラマ「半沢直樹」シリーズ待望の最新刊、ついに登場!

***

東京中央銀行大阪西支店の融資課長・半沢直樹のもとにとある案件が持ち込まれる。
大手IT企業ジャッカルが、業績低迷中の美術系出版社・仙波工藝社を買収したいというのだ。
大阪営業本部による強引な買収工作に抵抗する半沢だったが、やがて背後にひそむ秘密の存在に気づく。
有名な絵に隠された「謎」を解いたとき、半沢がたどりついた驚愕の真実とは――。

***

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

316
仕事の移動中に文庫で再読。あらためて読みなおすと、ミステリとしてかなり安直な展開 で行内不正もかわいいものな方。この先の作品でのパワーダウンの気配はすでに漂っていた。ただし、解説で言及のある著者の意図は成功しているともいえ、刊行ペースを上げてこのスケール感で半沢シリーズを読ませてくれるならアリではある。浅野の再登場、ファンサービスでもあるのかもしれないが、支店長役を浅野にしたせいでコテンパンにやっつけることが出来なくなったという側面もあり、痛し痒しとなってしまった。全くの新キャラでよかったのでは。2023/10/25

ナルピーチ

173
シリーズ第5弾も安定の面白さ!本作の位置付けは“エピソードゼロ”という事で大阪西支店での融資課長時代を描く。今回はタイトルにもなっている芸術作品「アルルカンと道化師」を軸に仙波工藝社へのM&A騒動の中、半沢直樹が奮闘する姿が描かれている。このシリーズの醍醐味とも言える勧善懲悪な物語は健在であり、銀行内に蔓延る悪しき連中をバッサリとぶった斬っては半沢節を見事に炸裂させ、あの決め台詞が胸をスカッとさせてくれる。その様は痛快にして爽快!いつの日か半沢頭取として活躍する姿もみれるのかな。それもまた楽しみのひとつ!2023/12/20

ふじさん

127
半沢直樹シリーズの最新作。融資課長・半沢直樹に、大手企業ジャッカルから業績低迷中の仙波工藝社買収の案件が持ち込まれる。大阪営業本部による強引な買収工作に抵抗する半沢だが、苦境に追い込まれる中で背後に潜む秘密の存在を知る。有名絵画「アルルカンとピエロ」に隠された謎を解き明かし、最後にたどりついた驚愕の真実とは?思いもかけない結末が待っていた。いつもながらの絶体絶命のピンチからの倍返し、今回も心行くまで楽しませて貰った。同時に、今回は絵画に絡んだ男の友情物語としての面白さを味わうことが出来た。2023/12/09

となりのトウシロウ

98
半沢直樹シリーズの第5作。第1作より前の若き半沢直樹が描かれている。大阪西支店の融資課長に赴任して間無しの半沢の元に、取引先である美術系雑誌出版社・仙波工藝社の買収案件が持ち込まれた。買収元はIT企業のジャッカル。これに興味を示さない仙波工藝社の仙波社長だったが、業績が悪化している中で融資が必要な仙波工藝社への融資と引換に買収を進める本部の思惑があった。今作でも取引先を大事にして行内の敵に対して飛んでくる火の粉は徹底的に払う半沢。ミステリー要素満載で最後の大逆転に胸がすく!やっぱりこのシリーズは面白い。2024/01/25

ピース

97
銀行内部で起きる顧客の買収に係る話とそれに纏わる絵画の秘密に半沢直樹が立ち向かう。最後はきれいにまとめてスッキリした。それにしても浅野支店長は最低。2023/10/07

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