マスク狂想曲 2020‐2022年日本 魔女狩りの記録

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マスク狂想曲 2020‐2022年日本 魔女狩りの記録

  • 著者名:奥野淳也【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 徳間書店(2023/09発売)
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  • ISBN:9784198656737

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内容説明

ピーチ機緊急着陸事件「マスク拒否おじさん」が記す、事件の衝撃の真相!

コロナ禍の最大の脅威は、ウイルスではない。
自由を望むはずの市民が一斉に行使した不自由(同調圧力)である――。

自由とは?
モラルとは?
正しいのは一体だれだ?
マスク1枚をめぐるカオス!
日本社会の暗部にせまる問題作!

第1章 マスク社会のはじまり

初の緊急事態宣言
誰も見ない桜
深化するコロナ規制

第2章 衝撃の緊急着陸
「降りていただきます」
憩いの北海道旅行
人と人とのふれあい
たんちょう釧路空港へ
ピーチ機搭乗――不穏な気配
マスク問答
「頭、大丈夫か?」
急転直下

第3章 強制退去
四面楚歌――沸き起こる拍手
置き去り
孤独のバス
一日遅れの目的地

第4章 独り歩きする事件
炎上、炎上、炎上
通称「マスク拒否おじさん」
加速する差別
時の人に

第5章 突然の逮捕
「大阪府警や、ピーチの件や」
新幹線での大移送
胸を張れ――私は何も悪いことはしていない
勾留か、勾留却下か

第6章 嵐の前の静けさ
逮捕翌日の解雇通知
公権力によるノーマスク排除
聖なるともしび

第7章 集団リンチ
館山の食堂で襲い掛かる男たち
死の間際
館山警察署の横暴と腐敗
保釈つぶしの再逮捕
与えられない食事
近くて遠い鋸山

第8章 もうひとつの飛行機
大行列の大阪移送
大阪拘置所の「懲罰」
星の見えない七夕

第9章 徹底抗戦
束の間の安息
法壇の検察官
決戦前夜

第10章 覆面裁判
ドタキャンされた証人尋問
大阪府警警察官のお粗末な捏造
「第六感というか、勘ですね」
二転三転するピーチ乗務員の言い分
証言台に立つ無関係な「証人」たち
ツイッターの投稿内容をめぐる不毛な尋問
求刑――懲役4年
ルビンの壺
第一審判決――懲役2年
検察側の実質的敗北

終章 自由が自由を殺す
マスク強要の権力性
人道に偽装された全体主義
「自由」が振りかざす支配
コロナ禍が暴いたもの

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

りるふぃー

9
世間で報道されている内容と奥野さんの話しておられる姿にギャップを感じ、読んでみました。奥野さんの暴言や暴行の証拠画像が全くないのも不思議です。マスク警察と、マスク着用に疑問をもつ人は、考え方が根本的に違う為、分かり合うことはできないけど、一人旅の人は飛行機や食堂の中で基本的に無言なのだから、咳エチケットで充分だと思います。持病がある人にも執拗にマスク着用を強要する、マスクしてない人は病原菌、頭のおかしい人だとする、ギスギスしていた数年間でした。3.11では賞賛された日本人が、コロナでは日本中で喧嘩していた2023/11/14

ちもころ

2
まるで某隣国で起こった出来事のようだが、これが日本で、しかも数年前のこととは!国家権力によるでっちあげを司法が是とした重大な冤罪事件となってしまった。恐ろしい! マスク非着用が健康上の理由によるなら、航空会社は合理的配慮をすべきだし、飲食店での出来事は私刑以外何者でもない。 私ならトラブル回避のため診断書を携行しますが。それにしても実刑とは、そこまでやる?せいぜいマナー違反程度のことで!?と思います。 民主主義国家日本の拭い難い汚点を記録したこの書籍、筆者の奥野氏には幸せになってもらいたいです。2023/12/01

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