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内容説明
世界的経営学者、サラス・サラスバシー教授によって体系立てられた、優れた起業家の思考法「エフェクチュエーション」の日本初の入門書。不確実性の高まる社会で有用な「反・因果論」の行動様式を、エフェクチュエーションの5つの原則とともに詳細に解説。個人・企業内での活用法のヒントも紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どんぐり
64
高い不確実性に対して、予測ではなくコントロールによって対処する「エフェクチュエーション」入門書。この理論には5つの原則があり、最初が〈手中の鳥〉の原則。自分がすでに持っている「手持ちの手段(資源)」を活用し、「手段主導」で何ができるかを発想し着手するもので、「私は誰か」「何を知っているか」「私はだれを知っているか」の問いかけから始まる。そのあとに〈許容可能な損失〉〈レモネード〉〈クレイジーキルト〉〈飛行機のパイロット〉の4つの原則が続く。→2024/03/26
juneberry
4
エフェクチュエーション入門書として、わかりやすかった。コーぜージョンという目的からの考え方が中心だった企業で、エフェクチュエーションの思考で行った実践が示されていて、可能性の広がりに驚かされた。制限の少ない起業家たちの思考というのも納得できるが、こう言ったエフェクチュエーションの思考を大きな組織でも採用できると、いつになっても先細らず可能性が広がると感じた。2023/11/04
caniTSUYO
3
予測によるコーゼーションに対して起業や新規事業開発の様な予測不可能な状況下で活きるエフェクチュケーションについての本。 それは自分の特性を鑑みて、持ってる資源や手段を的に許容可能なリスクの中で行動を起こす。行動を起こす中で予期せぬ事態が起こってもそれを楽しんでピポットし、新たな出会いを元にチームとしての資源を増やし、コントロールしつつ前に進む…ということなのだが、「考え方は良いとして理解者いないと辛いよねー」のタイミングでサイボウズのユースケースが入るのが良い。 事業だけでなくスタンスとしても重要なのよね2024/06/05
tetekoguma
3
エフェクチュエーションは研究者が見出したアントレプレナーの思考様式の類型ですが深い知見であり、理解するにはガイドが必要と考えています。日本にエフェクチュエーションを紹介した一人である吉田さんが本質をわかりやすく解説した入門書を出されました。現段階では最良の入門書かと思います。著者の人柄が出た素晴らしい一冊です。2023/10/20
小泉岳人
2
5つの原則についての説明と、実際にこれらの5つを組み合わせた事例として、アイスホテルやサイボウズさんの事例が紹介されていて、その事例がとても分かりやすく理解をサポートしてくれます。私自身、役職が上がってからこのエフェクチュエーションの考え方を非常に大事にしていて、それが成果につながる感覚も強くあるので(まだつながってはない・・・)、引き続き大事にしたい考え方となっています。2024/06/24
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