- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
ロジャー・フェデラーは言った 「日本にはシンゴ・クニエダがいるじゃないか」 テニスのグランドスラム(全英・全豪・全米・全仏)車いす部門でシングル・ダブルス合わせて50回、パラリンピックでもシングル・ ダブルス合わせて4回優勝した国枝慎吾選手の軌跡を描く。 9歳で脊椎腫瘍を患ってから、2022年のウインブルドン大会優勝で前人未到の生涯ゴールデンスラムを達成するまでの軌跡を、関係者への取材やこれまでの報道などからまとめた国枝慎吾選手の評伝。 車いすテニスに限らず、多様性の求められる時代に、新しいスポーツのあり方についても考えるヒントとなる1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
2
一時トップを取ることですら大変なことではあるが、その立場にい続けるというのはさらに大変なことである。トップにいるということは相手に研究されるということであり、また、モチベーションも高く保ち続けるのも難しい。しかし、それを続けたからこそ見えてくる風景があり、また、周囲からの信頼を勝ち取ることもできるというところもある。そうやって築いた信頼はとても大切なものであり、失わないように動くモチベーションにもなる。2024/09/30
Hideichi Sekiya
1
偉業達成を成し遂げたのは本人の才能と努力だけではなくてコーチや奥さんの下支え、試合用の優れた車椅子制作などがあったことがよくわかりました。 ちなみに著者の名前に聞き覚えがあり。ひょっとしたら、大学の一時期、一緒に硬式テニスをした様な気が。。。2023/04/26
Taku
0
本人の自伝待ちかな。あまりオススメしない2023/10/29