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内容説明
寄宿学校、セントクレアズ学院に転入することになった、ふたごのパットとイザベル。以前は自由なお嬢様学校に通っていたため、厳しいクレアでの生活には、始め反発を続けます。しかし魅力あふれるクラスメイトや上級生、厳しくもあたたかく見守ってくれる先生達との日々で、次第に心を開いていきます。授業中に先生をからかったり、真夜中にパーティをしたり、こっそり子犬を飼ったり――ワクワクするふたごの物語が始まります!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
8
イーニット・ブライトン『おちゃめなふたご(ST.CLARE'S #1 : The Twins at St.Clare's)の新訳。30年前のTVアニメ版で覚えている人も多いだろう。この新訳版あとがきには、「おちゃめ」という語の解説がある。なるほど、おちゃめは最近のキッズの世界では死語に近いのか…。さて、認識してなかったが、オリジナルの刊行は1941年〜1945年である。が、中身は時局とは関係ないな…▲『ふたりはプリキュア』には、まだこういう名作劇場的な要素あったなぁ(ラクロス部のこととか2023/01/31
六月一日宮玲子
0
アニメ化もされたイギリス児童文学の新訳。旧訳も読んでいるが、現代風に訳されており、ところどころ思ったのが旧訳では耳に痛い言葉や今の子なら吹き出すだろうなという表現はあからさまに遠回しになっている。傷つきやすい今の子への配慮なの?と思うほど。言い回しも、少々おかしな部分もある。ただ、時代背景は古いものの、現代の子達にも読みやすい文体とイラストだ。旧訳の時は抜粋が多かったようだが、この版では全訳なので、物語全体が読みやすい。2023/12/27