内容説明
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古い介護観をアップデート!認知症バイブル。
【認知症でも普通に暮らせる期間は延びている!】
ひと昔前の医療、介護環境とは大違いに進化している認知症現場。
気になる医療介護サービスの最前線がわかる336P永久保存版。
本書のポイントは・・・
●認知症の進行スピードは30年前の1/3!
要介護3程度で天寿を全うする人が増えています。
軽い状態をキープするには?
●悪化させない接し方がある
介護者の無理解が、本人を不安にさせ悪化させる原因にも。
「ゆっくり」「目を見る」「タッチ&ハグ」など効果的なケア伝授。
●家族が抱え込まず、本人が安心できるサービスも豊富
「もしかして?」と思ったら、行動すべきこととは?
家族は抱え込まず、頼るべきケアマネ、自治体などのサービス、
心配なお金、保険、自宅介護とホームまで詳細をアドバイス。
●「困った」はこうして解決!
「お金を盗られた!」妄想、
「自分の家に帰りたい」徘徊
「ウンチ出ちゃった」排泄
などキレイ事ではすまない悩み。リアルな解決法一挙掲載。
●「生きがい」こそ最高のクスリ!
認知症に最も有効なのは、脳を活性させるワクワク。
その方法や体験の場を50種以上紹介。
(底本 2023年8月発売作品)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪月花
49
認知症の母にどう接していけば良いか悩むことも多く、本書を手に取った。本書に書かれている中核症状がそっくりそのまま当てはまる母の精神状態やストレスなどを、母の気持ちになって考えられるヒントを与えられた。特に脳の刺激となる生きがいとワクワクをこれからも増やせていけたら、と思う。対処法だけでなく、介護保険のことや他の病気との関連性などについても書かれているので、非常に役に立つ良書。2023/12/05
kyoko
13
「女性セブン」に4年間連載されていた「明日はわが身の伴走介護」を再編したもの。この種の本を色々読んだけど、この本は多方面かつ具体的でわかりやすい。。。けれどもいちいち当てはまりすぎて哀しくなる。本人は多くの点で「自分は特別」と思っているようだけど、まごうことなき典型的な認知症進行中の高齢者である。わたし自身の心を保つためにこの種の本は定期的に読んだ方がいいと思う。2023/10/06
ıɯɐɯɐ‾oʇɐs
3
他の本と比べて、わかりにくいところもあるが、大全の名を冠するだけあって網羅的な一冊。入門には他の本が良い。2023年の本(いまは2024年)なので、情報も新しく、ロボットやVRにも言及されていた。行動全般はもちろん、食事、排泄、睡眠や運動のこと、制度やサービスなど網羅されている。認知症を知ることやの予防対策などの参考になると感じた。レクリエーションもできる介護ロボットについてネットで調べてみたが、まさに次世代介護を垣間見た気がした。介護は年々制度も認識も変化していっているので出版年度は大事だと感じた。2024/01/29
読書家柳さん
0
認知症専門士として本書を読ませて頂きました。内容も読みやすく専門士が読むよりは一般の方などが読むのに向いてる本かなっと思いました🎀 新しい技術やサービスなども載っておりとてもためになる1冊。2024/03/03
dokulogue1
0
図書館本。大全の名に相応しく、認知症で起こる変化から対応、介護など、最新の考え方を踏まえながら紹介してくれる。当然、この類の本によくある「より良く生きるための方法」も含まれている。昔はこのような情報も便利な物も(杖さえも)なかったことを思うと、今は良い時代になったと改めて感じられる。2024/02/20