内容説明
関東大震災から100年となる今年、直木賞作家が東京都市計画の父“後藤新平”の生涯に迫る伝記小説が待望の復刊!
高野長英の類縁の家に生まれ、青雲の志を抱き貧書生として出発した新平。
35歳にして内務省衛生局長となり得意の絶頂にある時、事件に巻き込まれ入獄の憂き目にあう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
DEAN SAITO@1年100冊
4
与えられた部局で事務をこなすことが求められる官僚機構の中で、仕事と好奇心を一致させ、なおかつ部局横断的な構想することは難しい。そのことを可能にした要因は、壮年期の後藤が植民地経営と言う多くの異なる分野が複合する課題に対し、的確な対応が求められる場に身を置いたこともあるが、その背後には学僕時代から続いた理解者たちのリレーがあった。…壮年期以降の後藤は、才能を見出す、そして引き出す側に回ることが多くなる。大抵その舞台となるのは、後藤が直接にその人物と会って話を聞くことだった。(解説)2024/06/16
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