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内容説明
「人間の生」とは一体何なのか。今から100年前、人類学者たちはその答えを知ろうとしてフィールドワークに飛び出した。マリノフスキ、レヴィ=ストロース、ボアズ、インゴルドという4人の最重要人物から浮かび上がる、人類学者たちの足跡とは。これを読めば人類学の真髄が掴める、いままでなかった新しい入門書!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まちゃ
63
人類学と聞いても、言語や社会的慣習などについて研究する文化人類学ぐらいしかイメージできませんでした。本書では、人類学を「人間とは何か」という根源的な問いの探求と定義し、人類学の四人の最重要人物の足跡から人類学を解説。人類学が、とても広大な学問領域ということは分りました。【ブロニスラフ・マリノフスキ「生の全体」】【クロード・レヴィ=ストロース「生の構造」】【フランツ・ボアズ「生のあり方」】【ティム・インゴルド「生の流転」】2024/09/11
榊原 香織
60
また文化人類学じわじわ来てるようでうれしい。インゴルドて知らなかった。新しい人類学の中心人物。新書にしては、やや難しい(最新部分の説明が)2023/12/03
ころこ
36
マリノフスキ、レヴィ=ストロース、ボアズ、インゴルドの4人を各章にあててそれぞれの仕事が人類学に果たした貢献を論じている。前の二者は知っていて、後の二者は初めて名前を知ったくらい。登場する学者を絞り、4人が果たした役割を明確にした構成が分かり易く、各章の終わりにまとめとして再論している。さらにその後に人類学における現在の立ち位置を論じている章がある。マリノフスキの章で、自身の参与観察の経験とマリノフスキの日記を重ねて、骨組みからこぼれ落ちる泡沫のような微細な部分がインポンデラビーリア、つまり意味を一概には2026/07/04
kinnov
31
人類学100年の流れを、マリノフスキ、レヴィ=ストロース、ボアズ、インゴルドと言うエポックメイキングな4人の学者を通して解説する、初心者に向けた一冊。単なる解説書のようだが、作者が投げ掛けるのは、知識や教養ではなく本質にある「人とは何か」「生きるとは何か」と言う問いを考え続ける事の重要性だ。特に現役のインゴルドの思想-対象を客体として観察し記述する知識ではなく、対象と共に生きて感じとる知恵こそが生物社会的存在であるヒトを知る方法である-を熱く語り考える事に導いてくれる。時には深く思考する事は愉しい。2023/10/11
tsu55
27
人類学100年の歩みを代表的な4人の人類学者の紹介を通してやさしく解説。 マリノフスキ、レヴィ=ストロ-ス、ボアズまでは何となく理解できたような気がするけれど、インゴルドになると、なんだか解ったような解らないような、モヤモヤ。2024/07/28
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