ハルキ文庫<br> 監督が好き

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ハルキ文庫
監督が好き

  • ISBN:9784758440264

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内容説明

女子マラソン「かおるかぜ化粧品陸上部」の監督を務める伴勝彦は、ランナー育成に定評があり、若き名将と呼ばれていた。その伴のもとに、かつての恩師の孫娘・齊田恭子が入部してきた。はじめは、歯に衣着せぬ恭子の言動に戸惑う伴だったが、二人は二〇二〇年の東京オリンピックを目指し、走り出す。そんなある日、恭子が亡くなった祖父から預かった伝言があると言い出した――。恩師が遺した伝言とは一体!?スポーツ小説の名手が描く、女子マラソンランナーと監督の感動の物語。(解説・重里徹也)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鈴木拓

17
ある意味、ベタなスポ根ドラマにも見えるが、マラソンのトレーニングに関する考え方はかなり真面目で面白い。気分転換にサラサラッと読んで、前向きな気持ちをもらえる清涼感のある一冊。ちょうど世界陸上も終わり、やっぱりマラソンは楽しまなくっちゃと思えた!2023/08/28

katoyann

17
女子マラソンのコーチが主人公のスポーツ小説。主人公の師匠の孫娘を東京オリンピックの金メダリストにするために二人三脚で尽力する。 ラスト辺りに書かれているマラソンレースのデッドヒートは実況中継を見ているような臨場感が伝わってくる。面白く読めた。 あっさりした内容と言えるかもしれないが、その分、引っ掛かりなく、娯楽として読みやすい作品になっている。ランナーのトレーニングなど参考になるので読んでみて欲しい。2021/02/02

来未

9
現役の頃から名を馳せ、監督として陸上長距離女子選手の育成に定評かある伴勝彦と、恩師の孫娘である齊田恭子が東京オリンピック女子マラソンで金メダルを目指す物語。 伴監督の指導者としての苦悩や挫折、感情の移り変わりなどが描かれ、女性選手の育成指導の難しさが伝わってきた。自身も陸上経験者とあって、選手の気持ちとして男女問わず、結果を出したいが為の無理は大なり小なりある話し。そこをしっかり管理するのも指導者の使命だから難しさところだろう。 また、恩師秀英の伝言…恭子の想い… 最後は、ほっこりしました。2020/07/25

3
監督目線という事ではあるけれど、スポーツ小説の盛り上がりは堪能できる。2018/02/24

ハナジロー

1
⭐️⭐️⭐️☆☆2017/03/03

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