内容説明
舞台の景色を描いてその意味を検証する
歌舞伎の世界に現代にも通じる「人間」を発見し、先人からの型を身体化すると同時に、現代的な意味を付与した吉右衛門。近代から現代へと歌舞伎の歴史的な転換を体現したその芸を後世に伝える。
目次
吉右衛門の死
一 荒事の美しさ
二 歴史の谷間に
三 復活狂言三種
四 実事を生きて
五 世話物の人情
六 南北三悪人
七 江戸の街角で
八 人生の終わりに
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
4
ふむ2024/05/24
変竹林
1
観劇のプロによる吉右衛門の芸の深さ。小生はここ十数年の歌舞伎ファンだが、生きてる間にここまで到達できないだろう。2023/11/05
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