内容説明
2021年夏。中国内部に異変あり。権力闘争に、国を憂える少壮青年将校団が決起、軍事クーデターにより、中国の政権を握った。若手中心の軍事政権は、地方の分離独立を許さず、その象徴としての台湾の独立を阻止しようと軍事攻勢を開始する。中国海軍は南シナ海の覇権をめざして、南沙諸島の台湾領有の太平洋島攻撃を開始する。中国動乱が日本の存亡の危機に発展する!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キリン
9
国会やデモ、この時期に読めたのはタイムリーだったかな。政治の駆け引きは大変なんだ。2015/09/26
みつ
1
古代より、中華の王朝の崩壊は農民の反乱か北方民族の侵攻によるるとしたものだが・・・本書は2.26の中国版か。個人的には、著しい貧富の差に不満を抱く10億の農民を糾合して反乱を起こす方がリアリティーがあるように思うのだが・・・2016/03/14
たくぞう
0
古本屋の100円コーナーで、なんの気なしにちょっとづつ購入していたら、全巻揃ってしまった。お盆も過ぎて、いよいよ読み始めた。2018/08/20