ディスカヴァーebook選書<br> 実例校正教室

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ディスカヴァーebook選書
実例校正教室

  • ISBN:9784888883030

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内容説明

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校正初心者の、はじめの1冊に。
基本のルールや押さえるべきポイントを、わかりやすく解説


本書は、校正に初めて取り組む初心者に向けて、
実例に即しながら、「校正」という仕事を理解できるよう説明する。
校正の仕事の基本、流れ、誤植になりやすい例から、用字・用語、組方、横組の校正まで解説。
本と文字の基礎知識、校正記号表付き。

Ⅰ 校正の基本を学ぼう
 1 校正とはどういう仕事か
 2 なぜ校正が必要なのか
 3 文字を訂正する校正記号
 4 挿入と削除の校正記号
 5 その他のよく使う校正記号
 6 校正刷を原稿と照合する
 7 素読み校正の方法
 コラム1(なぜ誤植とよばれるのか ゲラ刷の意味 文字の挿入・削除と修正 単独校正と読み合せ校正)
Ⅱ 校正の仕事の流れ
 8 校正刷と校正の手順
 [実習]校正をしてみよう①――手書き原稿の初校
 9 校正をしてみよう①――手書き原稿の初校
 [実習]校正をしてみよう②――ワープロ原稿の初校
 10 校正をしてみよう②――ワープロ原稿の初校
 11 再校の赤字引合せの進め方
 12 再校での素読み校正の進め方
 13 三校と校了(責了)の方法
 コラム2(校正の仕事は誰が行うのか 赤字が多いときの責了 組版の仕事)
Ⅲ 誤植になりやすい例
 14 誤植を発見する「目」を養う
 15 字形の似た文字①――片仮名と平仮名
 16 字形の似た文字②――片仮名と漢字
 17 書き誤りやすい仮名遣い・熟語
 18 固有名詞の誤り
 19 入力の際に誤りやすい言葉
 20 紛らわしい文字・記号と段落違い
 21 脱字・誤入と転倒・逆植
 コラム3(素読みの注意点 同音の漢字による書き換え)
Ⅳ 用字・用語に注意する
 22 表記の方針に注意する
 23 現代表記とはどんなものか
 24 常用漢字表と表外漢字
 25 漢字の字体に注意する
 26 仮名遣いや送り仮名にも注意
 27 外来語の片仮名表記はどう扱うか
 28 数字表記について
 コラム4(漢字の字体とは 新字体とはどんな字体か 拡張新字体とはどんな字体か)
Ⅴ 組方を点検する
 29 組方の基本的な形を確認する
 30 行頭と行末のきまり
 31 句読点・括弧類の組方
 32 ルビはどのように組むか
 33 見出しの組方を点検する
 コラム5(柱とノンブルの入れ方 ルビの入力方法 改丁と改ページ)
Ⅵ 横組の校正
 34 横組の特徴
 35 アラビア数字の扱い方
 36 欧字の組方で注意すること
 37 約物の組方で注意すること
 コラム6(縦組の中に入る欧文 スモールキャピタル 単位記号の組方)
付録 本と文字の基礎知識
 A 本についての基礎知識
 B 文字の書体と大きさ
 C 文字の大きさを計るものさし
 D 文字の大きさの計り方
 *縦組校正記号――主要記号の使い方と指定例
 *横組校正記号――主要記号の使い方と指定例
 *印刷校正記号(日本工業規格)

(本書は2000/12/1に日本エディタースクールより刊行された書籍を電子化したものです)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

有無(ari-nashi)

5
校正の入門用。実例が原稿と校正刷りセットで載っていて分かりやすいし、説明文もまとまっていて分量的にも手軽。組方についても載っているので、校正がいないDTP作業をする人間にも役立つと思う。2015/12/23

Hisatomi Maria Gratia Yuki

3
校正を生業にしてだいぶ経ちますが、悩んだ時に帰ってくるのは、結局のところ、本書です。校閲版があったらいいな、と思いつつ、分野によってかなり中身が変わりそうなので、無理かな、とも思います。が、校閲するにもまずはしっかりした校正あってこそ。やっぱり、この本抜きには進めません。2014/07/23

tom

1
実例がわかりやすく、校正技能検定を受験するために役立った。2020/10/10

とんび

1
校正を仕事にすることはないと思うが、HTMLやメール、PDFの書き方を考えるのに参考になる。内容は校正入門として過不足なく押さえている感じで、文章を書く人は読んでおいて損なしかと。2012/01/15

うな坊

0
役立ちました。2013/12/12

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