講談社+α文庫<br> 京都に蠢く懲りない面々―淫靡な実力者たち

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講談社+α文庫
京都に蠢く懲りない面々―淫靡な実力者たち

  • ISBN:9784062568173

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内容説明

マスコミが報じない現代のタブーに鋭く迫る! 京都の暗部にメスを入れた衝撃のノンフィクション!――時はバブル全盛期から、はじけるころ。いわゆるバブル紳士や黒幕、ヤクザたちが跋扈していた。古都・京都にも東京や大阪からものすごい勢いで資本が流れ込み、地上げやマンション、ゴルフ場開発が進行するなかで、事件が頻発した。事件の背後で暴利をむさぼったのは誰なのか。同和、暴力団、宗教団体、有力企業、官公庁などの暗部を綿密な取材で暴く! マスコミが報じない現代のタブーに挑む「懲りない面々」シリーズ第1弾!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobody

7
これまた金融でなくて残念だが、本書の「論理展開」は全て、以下の調子である。「京都駅をゼロメートルとすると御池通は十八・八メートル高い。駅が六十メートルだと、京都ホテルより二十メートル低いビルになってしまう。経済センターは京都駅より二十メートルは低い必要があり、駅が六十メートルに抑えられると経済センターは京都ホテルより四十メートルも低くなる」。繰り返す。初めから終わりまでこんな感じである。ストレスにならないという人はお読みになるとよい。初出新奇専門語は解説しない。100人中90人はついていけない。100人中2023/08/03

Hiroyuki Masubuchi

0
2017/03/08

towerofthesun

0
だいぶ古い内容だが、とにかく伝統をかざす勢力にろくな人物がいないな、と感じた。しかもその“伝統”も、都合よく換骨奪胎されたものだったりするわけで。伝統があって悪事があるのではなく、悪事の箔付けに伝統が利用されるということ。そういう意味では京都という土地は箔付けに事欠かない。2022/09/20

さざめざく

0
17年前に買った本を再読――2021/10/25

キオン☆

0
登場人物のその殆どは、鬼籍に入られていると思うが、金丸前副総裁の資金管理団体、丸金コーポレーション、まんまだよ。”蛇の道は蛇”という諺があるけど、一般人が関われる世界でないことは確かだよ。お寺さんも一皮むけば、怖いわね。遠くから手を合わせるだけで十分だわ。税務署員、警察官...京都にだけは赴任したくないかもね。2021/08/20

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